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□糖分の多い彼
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サウザンドサニー号にて。
「サンジ君…!」
愛おしい彼女の声がする。
振り返ると、微笑んだ天使が俺を見上げていた。
「なんだい、歩音ちゃん。」
歩音ちゃんは、手を後ろにして何かを隠しているように見えた。
「はい!あげる!」
「…ん…?ミカン?これ、ナミさんの畑の?」
「うん。貰ったの。それでね、これで今日のデザート作ってくれないかなって。」
俺は咥えていた煙草を口から離してため息を吐いた。
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