夢見

□真庭家と居候な私〜5〜
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ところかわって和菓子店










「う〜ん!美味しい…
ほっぺたが落ちるとは
まさにこの事だぁ…」




「そこまで気に入って
もらえてなによりだ」




私は鳳凰様に連れられてやって来た
和菓子店でおすすめの
みたらし団子を食べていた




さすが甘味好きの鳳凰様が
すすめるだけあって中々のものだ













それにしても
鳳凰様が食べている
みたらしの数が半端ない
串の量をみるとわかるが
というか食べるの早い




食べた団子はどこに消えてるのやら
そのスマートな身体で羨ましい…








「ほんとは三色団子が
食べたかったのだが
花見の季節でないとないからな…
皆で花見の時にまた食べるとしよう」


「花見…いいですね!
皆でならとても楽しそうです。」


「我は花もいいが花より団子の
ほうであろうな」






あ、自覚はあったんだ…







私がクスリと笑うと
鳳凰様もふっと笑った
微笑みが綺麗だった

















「さてお次はどこに行くとするかな…」


「あ、私新しい浴衣が欲しいので
見に行きたいです鳳凰様」



「ふむ我も着流しを
見たかったところだ
決まりだ行くとするか、猫」










高校生になってから
少し背が伸びて今持っている浴衣が
小さくなってしまったのだ

友だちと呉服店に行くのは
少し変だが
家族と鳳凰様と行くなら
いいと思って提案した。

















和菓子店で勘定を済ます
鳳凰様の食べた団子の量だけあって
結構な額がいった



鳳凰様は私の分まで払おうとしたが
流石に遠慮して
自分の分はきっちりと払った
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