夢見

□真庭家と居候な私〜5〜
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休日………仕事や学校といったものもない
自由なひととき、飛び立つ意識…
解放された我が羽











前置きを間違えた


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休日、学校もなく自由に過ごす時間
自由なひととき

休日を有意義に楽しく過ごせば
また平日に頑張れる










ということで私は学校の友だちと
買い物をしたりして休日を過ごす
予定だったのだが







その友だちが急に予定が
入ってしまったらしく
一緒に行けなくなってしまったのだ








それを知ったのはついさっき
朝、家を出る前にメールを
見なかったために待ち合わせ場所に
来てしまってからメールを見て
気づいたのだ






今さら帰る気も起きず
これからどうしようかと
ベンチに座って考えていた









「猫ではないか
どうしたのだこんなところで」










声をかけられてふと横を見ると



白のジャケットに
赤のストールを巻いた姿の
鳳凰様がいた



そういえば今日鳳凰様も出掛けるとか
いっていたがまさか
鉢合わせするとは思わなかった









普段とは違い外出用の服


少し派手な気もするが若造りの
鳳凰様ならおかしくならない
私はこんなにも白と赤が
似合う人はいないと思った









「お主今日は友だちとやらと
遊びにいくのではなかったのか?」




「いや、それが…その友だちが
急に来れなくなってしまって
どうしようか悩んでいたところです。」








ひとりで街中に居るところを
見られたのは少し恥ずかしい
やっぱりさっさと帰ろうかと
考え始めてた矢先












「ふむ…今日1日暇ということなら
猫、我とデートでも
いかがかな?」












思わぬ誘いを受けました。
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