進撃短編

□終わらない恋になれ
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おまけ♪





「庭の掃除終わったよ〜」

「そうか。今度は馬の掃除だと伝えておけ。
それからお前は執務に戻れ」

「はいはい。
リヴァイも素直じゃないなぁ」

「何がだ」

「あの庭、エレン一人じゃ大変だってわかってたから、
最初から誰かに手伝わせようとしてたんでしょ?
運よく私が手伝うって言い出したから、
私が自主的にやった、みたいになってるけど。
もっと素直に優しくすればいいのに」

「うるせぇ。
…理由はそれだけじゃねぇよ」

「なんか言った?」

「何でもねぇ。さっさと仕事に戻れ」

「はいはい、わかったよ」


書類を抱えて、雛は部屋を出ていった。


ふぅ…と小さなため息がリヴァイの口からこぼれる。


「エレンも大変だな、あの鈍感が相手とは…」


健気な部下をさりげなくフォローする、のも、兵長の仕事の一つ?かも。
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