進撃短編
□恋
2ページ/3ページ
自分の肩にかかっていた布を、雛にかける。
起きた時には、周りを処理済みの書類に囲まれていた。
ったく、無茶しやがって。
執務は嫌いなくせに。
さらさらした金髪に触れる。
髪の隙間から、寝顔が見えた。
「『恋』なんか、知らねぇよ・・・」
呟きは、静かな部屋に切なく響いた。
→
次へ
←
前へ
[
戻る
]
[
TOPへ
]
[
しおり
]
カスタマイズ
©フォレストページ