短篇集
□雛人形
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「貴様はその歳になっても雛人形が欲しいのか」
「ふぇ?」
後ろから元就の声がする
「やはり、根は姫のまんまだな」
「なんで、ここにいるんだよ」
元就曰わく、趣味にはしった俺をすぐに見つけていたらしいが、勝手に居なくなった俺に報復してやろうと思いずっとつけていたらしい
「で、元親それ欲しいのか?いらないのならば別にいいが、貴様がいると言えば買ってやろう」
えっ、もしかして覚えているのか、あの事
そうなのか?
まぁ元就のことだから覚えてても覚えてないって言うに違いないから、聞かないけど、な
「本当にいいのか?」
「我は構わんと言ったはずだが?」
「ふふふ、じゃあどれがいいかな」
ありがとな、元就
大好きだぜ
あとがき
これを読んでいただきありがとうございます。明日がひな祭りということで突発文ですが、どうだったでしょうか?
これからもよろしくお願いします