小説
□お前はズレてる 〜鈍感は大罪ですよの続き〜
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ゆかの隣で、全ての事情を分かった上で説教を始めるシカマル。
ナルト「おい。。。いったいどうなってるんだってばよ??説明してくれよ。。。。」
シカマルは黙ってても、聞くまで問いつめて来るだろうと思ったから、簡潔に説明した。
ゆか「。。。。。チョウジ。。。。話しちゃったの?////」
シカマル「チョウジは何も悪くねぇから、恨むんじゃねぇぞ」
淡々とラーメンを啜りながら言った。
ゆか「そ、そんな!!恨むなんて。。。。っていうか、それ、返して欲しい。。。。。」
シカマルはこのままでは、ゆかはきっとこの大食いを止めないだろうとふんで、意を決して賭けに出た。
はぁ、と大っきな溜め息をついて
シカマル「おい。なんで俺がぽっちゃりが好きだって言ったと思う?」
ゆかもナルトもテウチも、考える。。。。。
ナルト「そ、そりゃ〜よ〜。。。女の子はムチムチしてる方が、いいってばよ。。。。///なぁ?おっちゃん?」
テウチ「。。。。。そ、そうだな。。。。どっちかって言うと。。。。そうかもな////」
ゆか「ムチムチか。。。。」
シカマル「は?ちげーよ。よく考えてみろ。ぽっちゃりの相場を」
そう言って箸を持った方の手で頬杖ついた。
ゆか「ぽっちゃりの相場??そんなのあるの??」
ナルトに助けを求める。ナルトはテウチに助けを求める。。。。なかなか解決しない事に、ナルトは苛立ち始める
ナルト「もう、じれったいんだってばよ!!シカマルはいつもそうだ!!勿体ぶらずに早く言えってばよ!!」
シカマル「だ、だから、、、、その、、、ぽっちゃりってーと、、、、だいたいが、、、、」
ナルト「だいたいがなんなんだってばよ!!」
シカマル「だいたいがっ!!。。。。。胸がでかいだろ。。。。。。」
チーーーーーーーーーーーン
三人が固まった。。。。
最初に息を吹き返したのはナルト
ナルト「シ、、、シカ、、、、マル!!お、お前自分がナニ言ったかわかってんのか!?////」
シカマルは真っ赤になって、眉間にシワを寄せている
ゆかも真っ赤になってシカマルを見る。
ナルト「へ、変態だ!!シカマル!お前変態で、セクハラだ!!////」
取り乱すナルトに、シカマルは沈黙を守る。。。。。
ゆか「ちょ、、、ちょっと待って、、、、あ、あの、、、ナルト、、、、私って、、、??///」
ゆかはそう言って自分の胸を見た。
ナルトは恥ずかしがりながらも
ナルト「問題無し!!!」
そう言ってナイスガイポーズを決めた。ついでにテウチにも目をやると
テウチ「おじさん的には、満塁ホームランだね!!///」
ナイスガイポーズ。
ゆか「ほんと???////やった〜!!お母さん。。。この体に産んでくれてありがとう!!」
涙目のゆかに、まだ真っ赤でいるシカマルは
シカマル「分かったなら、もう帰れ。そんで普通にしてろ。。。。」
これを言うのが精一杯のようだった。