小説

□初めての大きな里
3ページ/8ページ

サクラも軽くお辞儀をし、目を丸くした。

サクラ(なにこの子、すごいかわいい。。。。里では見かけないけど。。。。)

綱手「サクラ、この子は私の古くからの付き合いの方のお孫さんでな、今日から木の葉の住人になる」


サクラ「そうですか、師匠のお知り合いのお孫さんですね、私はサクラっていいます。よろしく」

ゆか「はい。私は月の里から来ましたゆかといいます。よろしくおねがいします。」
そういってまた深々とお辞儀した。

綱手「サクラ、ゆかはこれから私の身の回りの世話や、里の商店の手伝い、農家や漁村の手伝いもしてもらう事になっていてな、来週から働いてもらうつもりだ。」

サクラ「そうですか。。。。」
(学校は行かないんだ。。。。私の2つ位年下よね。。。。。)

綱手「そこでだ、今日一日ゆかに里を案内してやって欲しいんだが、何か予定はあるか??」

サクラ「いえ、今日は何も予定はありません。案内させていただきます」

サクラはゆかに向かってウインクした。

綱手「ではサクラ、しばらくはゆかに色々おしえてやってくれ、あとゆかが住むアパートの地図だ。ここにも連れて行ってやってくれ」

サクラ「はい。わかりました」
サクラはゆかに目配せして
「じゃあ、早速行きましょ」と、ゆかの手を引いた。

嬉しそうに
ゆか「綱手様、では行って参ります」
ゆかは足早に部屋を後にした。


里の中心街をサクラが案内してくれる。
その間、何人もの人に振り返られる。

サクラ(そうよね、こんなかわいい子いたら見ちゃうよね。。。。今はまだ子供だけど、五年後が怖いわ。。。
)サクラは羨ましそうにゆかを見た。
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ