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□story 1
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「あ、オッパ」
下に降りてすぐ、洗面所にはヒムチャンオッパがいた。
オッパはあたしを見るなり、その綺麗な顔をくしゃりとさせにっこり笑う。
HC「おはよう、名無しさんよく眠れた?」
「おかげさまで!オッパもよく眠れた?」
HC「朝はデヒョンとヨンジェに起こされたけどね、夜は快眠快眠♪」
身長の高いオッパはいつもあたしと話すとき腰を曲げて話してくれる。
快眠快眠とかいいつつ、いつもは目立たないクマができてるオッパはきっと昨日の夜遅くまで仕事をしていたんだろう。
「あんまりムリしちゃ駄目だからね?
グクオッパとヒムオッパは頑張り屋さんすぎるから...」
あたしがそういうと、ヒムオッパは少しキョトンとした顔をした。
それからすぐに、また、笑い
じゃあ名無しさんが朝ご飯当番代わってくれると嬉しいなー。
なーんて、料理のできないあたしに意地悪をいう。
軽く睨むと
「怖い怖い!ヨングクんとこに逃げよ〜!」
って、軽くあたしの頭をぐしゃっと、なでてから外に出ていってしまった。
...相変わらずハスキーボイス。