支部ログ

□森月宮のみゃーじさん
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外にでたみゃーじは嬉しさでいっぱいみたい。
はしゃいでいます。それはもう家にいるよりも。
蜂蜜色のパーカーのフードを頭に被って、元気良く伊月の手を引きながら走っています。

「みゃー!俊にぃ、あれ何?」
「あれはね、クレープっていう食べ物なの。甘いデザートだよ」
「本当!?」

目を輝かせながら伊月を見ています。
ちなみに宮地と森山は倒れそうです、主に可愛さが原因で!

「うん、本当。そうだ、食べようか?」
「うん、食べる!」

元気に笑うみゃーじは相変わらずの可愛さです。
あやうく伊月も倒れそうになりましたがそこは我慢してクレープを買いに行きました。

「みゃーじはどの味が良い?」
「蜂蜜!甘くて美味しいもん!」
「そっか、じゃあそれにしよう!あ、清志さんと由孝さんは?」
「「俊にまかせた」」
「ん、了解でーす、それじゃあ、」

と注文していく伊月。
みゃーじは伊月の手から離れて宮地のところに飛び込む。

「清にぃ!」
「ん、本当に天使過ぎる。由、大丈夫か?」
「うん…笑顔の威力が強いね…でも、本当に天使だよ!」
「?」

テンションがこいつらを知っている人ならばおかしいと答えてもおかしくないテンションで話す2人。
みゃーじはよくわからなくて首を傾げています。
それもやっぱり可愛いみたいなので2人ともみゃ―じの頭をよしよししてます。
周りの女子で倒れている人がいるんですけど…。
まぁそんなのは気にしていませんね!

「買ってきたよ!」

そうこうしているうちに伊月がクレープを持って帰ってきたようです。

「おかえり、俊」
「俊君ありがとねー」
「俊にぃ!クレープ!」
「はいはい、みゃーじの分。はい、これ清志さんのクレープ、で、これが由孝さんのクレープ」

と伊月が渡していきます。

「おいしいっ!」

みゃーじが笑顔でパクパク食べています。

「俊、なんで俺にキムチを…」

おや、宮地に被害がでたようです。

「あー、清君、甘党だもんね」
「あ、ごめんなさい。じゃあ、交換しますか?コーヒー味ですけど」
「いや、いい」

結局食べることにしたようです。
辛いのと格闘中…

「清にぃ、これ食べる?」

そう言ってみゃーじはなんと自分のクレープを差し出しました!
え、すっごく可愛いんですけど。

「あ、いいか?」
「うんっ!」

ということで差し出されたクレープを少し食べる宮地。
周りで写真とか撮られていますよ。
でも気にしない。うん。みゃーじにしか目がいかないんですね!











そして食べ終わったみたいです。

「ふぅ…おいしかったぁ…」
「うんうん、………あれ?」

森山がきょろきょろとあたりを見回しています。






「みゃーじがいない」
「「なんだと」」









みゃーじがどこかに行ってしまったみたいです。






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