支部ログ
□【第１話】
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＊１＊
―花宮宅にて
九人の男子たちが一室に集まっていた
伊「マコ」
伊月は座って抱きしめているに呼びかける
花「ん？どーしたの、しゅん」
伊「チームメイトぶっ殺したい」
花「なんで？」
コテン、と首をかしげながら聞いた
伊「だって…」
口を尖らせながら伊月は言う
伊「マコの悪口ばっかり言うんだもん！なんで、あのキャラにマコをしちゃったのか…」
今「それ、自業自得やん」
横から入ってきた今吉
ちなみにちゃんと笠松に後ろから大好きホールド中である
伊「でも、マコは天使なんだって言えない事が何よりもつらい！あぁもうイイ子ちゃんばっかでむかつく！」
花「それ、俺のセリフだよ？」
伊「マコのせりふだけど、でも、俺も思っていることで！」
今「荒ぶっとうなぁ…」
笠「まぁキャラが逆すぎるからだろ」
とか言いながら笠松は後ろにいる今吉の手を触っている
それで更にぎゅーってしながら抱きしめる今吉
笠「でもまぁばれないようにしろよ？ばれたら俺すぐに霧崎第一行く自信はあるから」
今「何言うとん！？ワシのとこ来てくれへんの？」
高「いや、幸男さん海常キャプテンでしょうがｗｗ駄目じゃないっすかｗｗｗｗ」
そう言いながら笑っている高尾はさすがに２人の邪魔は出来ないので保護者のところへ行く
高「隆平さん、健介さん」
福「あ、和。こっち来とけ」
春「和君いらっしゃい〜」
そう、福井と春日のところに
二人は一緒にこそいるが付き合っていない
むしろ、邪魔にならないように、と部屋にいるカップル達を眺めている
勿論のように写真は撮っているが
高「どんな写真撮れたんすか？」
春「とりあえず、俊君と真君の二人とね〜、翔君が大好きホールドしているところだね〜」
福「ちなみに翔は顔赤いから隠そうとしているあざとい写真もあるぞ？」
笠「その二枚いい値で買おう」
保護者組二人の言ったことに即食いついた
恋人は大好きなんです、当たり前だ！
降「ねぇねぇ、征十郎の写真無い〜？」
赤「え、恥ずかしいよ〜」
降「だって、征十郎の可愛い姿をもっと見ていたいし。何より、京都と東京は遠いでしょ？」
赤「うん…こうと離れたくないよ…」
ここの二人はソファに降旗が赤司をのせてギュッとしている
降旗はからかいながらも赤司の機嫌は損ねないようにしているし、赤司は降旗にすごく甘えている
赤「じゃ、じゃあ！みんなで一緒に写真撮ろうよ！」
赤司が目を輝かせながらめっちゃ可愛い提案をした
当然一番に賛成するのは
降「もちろんだよ！あぁ、もう征十郎が可愛すぎる」
降旗であり、力加減は考えながらも思いっ切り抱きしめている
高「それ、いいね〜！俺も賛成！」
福「おぉ、いいぜ」
春「もちろん〜征君の言うことだからね〜」
ＰＧ組の写真を撮りながらお喋りしていた３人も賛成した
今「写真撮るん？勿論幸男も入るよな？」
笠「当たり前だろ。たまにはみんなで撮るのもいいし。それに隆平と健介は撮ってばかりだからな。たまには撮られる側にもなっとけ。俺はお前らの入ってる写真が欲しいしな」
今「幸男。かっこええねんけど、最後いらんかった」
笠「一番重要なことだ。どうして隆平と健介の写真だけ少なくなってしまうからな」
今「っていいながら今も写真撮っとうやないか」
この２人も賛成した
笠松に至っては今も写真を撮り続けている
花「しゅん、写真撮ろうだって」
伊「あ、そうだな。マコも行こうか」
花「うんっ」
伊月は立ち上がって花宮に手を差し出す
その手を花宮は受け取って立ち上がる
そして赤司達が集まっているところへと行った
福「それじゃあ、思いっきってこのカメラ使ってやるよ！」
春「あ〜それ、すご〜く高かったやつだね〜」
と言いながら出すのはまさしく高そうなカメラ
福「それじゃあ撮るぞ〜」
春「時間の設定して〜準備お〜け〜？」
そう春日が聞くと既にみんな固まっていて、何故か真ん中だけ空いていた
福「おい、真ん中空いてんじゃねぇか」
高「これは、２人が入るところですよ！」
春「え〜別に端っこでいいんだよ〜？」
赤「駄目！」
赤司が大きめの声で言った
保護者２人組は少し驚いた表情に
赤「だって…２人は僕たちのおかーさんと、おとーさんなんだよ？」
降「あ、確かに」
赤司の言ったことに同意するみんな
２人だけは首を傾げている
今「どないしたん？」
笠「はやく来い。セットして」
花「みんなの中心なんだから！」
伊「たまにはこっちで楽しみましょう！」
それぞれが思っていることを伝え合う
しかし相変わらず首を傾げている２人
みんなの言葉を聞いて口を開く
福「征が可愛すぎるし、」
春「それにどっちがおかーさんでどっちがおとーさんなんだろうね〜？」
今「今までそれで悩んどったん！？」
福春「うん」
その返答にみんなまた笑いあう
春「それじゃあいくね〜」
福「１０秒前！」
そう言うとすぐに保護者組はみんなの真ん中にやってきた
伊「はい、チーズ！」
パシャ
その写真はＰＧ全員満面の笑顔だった
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