海空学園(短編)【旧】
□天使(?)たちのお菓子会
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ある日の昼休み。
レイ、アキ、明日香、京子、ノノハ、アイリ、静香の7人はあるレストランのテラスにいた。
なぜか全員、「「「「「「ハァー。」」」」」」とため息をついていた。
そんな妙な空気が纏まっている中、「どうしたの?あんたたち。」
と7人に声が掛けられる。
その方向へ振り向くと杏子、ハル、クローム、リコ、タマキの5人がいた。
京子「ハルちゃんにクロームちゃん。」
レイ、アキ、明日香、静香「「「「「「杏子さん(先輩)!!」」」」」」
アイリ「リコ先輩!!」
ノノハ「千枝乃副会長!!」
7人は声を掛けてきた杏子たち5人に挨拶をし、5人にもテラスの席にそれぞれ着いてもらった。
タマキ「…で?一体、どうしたのよ?」
杏子「何か悩み事?」
リコ「何か相談があるなら乗るわよ?」
(※この日、リコは男子バスケ部の部活が各体育館の点検で休みとなり、タマキは、生徒会の仕事がなく休日となった。
→たまたま、大学で休暇を取った杏子とハル、クロームの2人は京子を探していたので一緒に合流し、レイやアキたち7人を見つけたという経緯でお願いします。 by作者。)
アイリ「そ、それが…。」
静香「…じ、実は…私たち…。」
腐女子たち「「「「「「萌えが足りなくて、ヤバいんです!!」」」」」」
リコ、タマキ「「ハァッ?」」
クローム「え、えーと…。」
ハル「ど、どういうこと、なんです、か…?」
杏子「…ああ。萌え、ね。
腐女子たち7人の言葉に呆然とする中、杏子はその意味を(獏良が腐男子なのを知っているため)理解しそう呟いた。
(↑リコは、男子バスケ部の黒子と桜井の2人が腐男子なのは知っているが、腐女子たちの言葉に思わずそう声を上げてしまった。)
杏子「でも、そんなに…ヤバいの?」
腐女子たち「「「「「「はい(うん/そうです)!!」」」」」」
杏子、ハル、クローム「「「…。」」」
と、その時どこからか声が聞こえてきた。
アイリ「ん?…この声…。」
ノノハ「どうしたの?アイリちゃん?」
レイ「どうしたの?水谷さん?」
アイリ「みなさん、ちょっと耳に傾けてください!!」
全員(アイリ除く)「ん?」
アイリに言われて全員は聞こえてくる方へ耳を傾けた。