海空学園(短編)【旧】

□天使(?)たちのお菓子会
2ページ/6ページ

ある日の昼休み。

レイ、アキ、明日香、京子、ノノハ、アイリ、静香の7人はあるレストランのテラスにいた。

なぜか全員、「「「「「「ハァー。」」」」」」とため息をついていた。

そんな妙な空気が纏まっている中、「どうしたの?あんたたち。」
と7人に声が掛けられる。

その方向へ振り向くと杏子、ハル、クローム、リコ、タマキの5人がいた。

京子「ハルちゃんにクロームちゃん。」

レイ、アキ、明日香、静香「「「「「「杏子さん(先輩)!!」」」」」」

アイリ「リコ先輩!!」

ノノハ「千枝乃副会長!!」

7人は声を掛けてきた杏子たち5人に挨拶をし、5人にもテラスの席にそれぞれ着いてもらった。

タマキ「…で?一体、どうしたのよ?」

杏子「何か悩み事?」

リコ「何か相談があるなら乗るわよ?」

(※この日、リコは男子バスケ部の部活が各体育館の点検で休みとなり、タマキは、生徒会の仕事がなく休日となった。
→たまたま、大学で休暇を取った杏子とハル、クロームの2人は京子を探していたので一緒に合流し、レイやアキたち7人を見つけたという経緯でお願いします。 by作者。)

アイリ「そ、それが…。」

静香「…じ、実は…私たち…。」

腐女子たち「「「「「「萌えが足りなくて、ヤバいんです!!」」」」」」

リコ、タマキ「「ハァッ?」」

クローム「え、えーと…。」

ハル「ど、どういうこと、なんです、か…?」

杏子「…ああ。萌え、ね。

腐女子たち7人の言葉に呆然とする中、杏子はその意味を(獏良が腐男子なのを知っているため)理解しそう呟いた。
(↑リコは、男子バスケ部の黒子と桜井の2人が腐男子なのは知っているが、腐女子たちの言葉に思わずそう声を上げてしまった。)

杏子「でも、そんなに…ヤバいの?」

腐女子たち「「「「「「はい(うん/そうです)!!」」」」」」

杏子、ハル、クローム「「「…。」」」

と、その時どこからか声が聞こえてきた。

アイリ「ん?…この声…。」

ノノハ「どうしたの?アイリちゃん?」

レイ「どうしたの?水谷さん?」

アイリ「みなさん、ちょっと耳に傾けてください!!」

全員(アイリ除く)「ん?」

アイリに言われて全員は聞こえてくる方へ耳を傾けた。
 
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ