キミのとなり(長編小説)

□弱い君
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FAIRYTAIL
〜弱い君〜

ナツside
グレイ「おわ〜。オマエの家綺麗なんだな〜」
外見だけな・・・・・
グレイ「って、中きたね〜!!!」
ナツ「掃除すっからその辺座ってて」
グレイ「オレも手伝ってやる」
ナツ「マジ!!?助かる〜」
ここにきたのが5時頃・・・片付けて2時間で7時・・・
グレイとオレはだらっと、ぶっ倒れる。
グレイ「だっはー!!」
ナツ「くあーーー」
グレイ「マジ疲れた〜」
ナツ「うん〜」
グレイ「飯、どうする?」
ナツ「コンビニ行くか〜」
グレイは頷く。
その後、コンビニで弁当を買ってきて食べる。
グレイ「・・・疲れすぎて食べれないな…」
ナツ「グレイ、あーんして〜」
グレイ「だるいから無理〜」
ナツ「え〜」
グレイ「無理やりさせるなら帰るぞ〜」
ナツ「あぁ・・・ダメ!!」
ホントはわかってる・・・。帰れと言われたら、泣いて謝るだろう。
グレイが弁当を置いた。
グレイ「あ〜もう無理〜」
オレはグレイを押し倒す。
グレイ「な〜にしてんだ?テメェは・・・」
ナツ「エヘヘ〜」
グレイの顔が近づいてくる。
唇が重なり合う。
えっ・・・グレイからの・・・キス・・・?
グレイはゆっくり離れる。
ナツ「ぐれ・・・」
グレイ「ば〜か」
グレイは舌を出して言ってくる。
ナツ「んだとォ・・・」
今度はオレからキスをする。グレイはオレの背中に腕を回す。
グレイ「ナツ・・・もう風呂入って寝よ?」
ナツ「おう」
オレは先に風呂に入り、出てくると、布団を敷いた。
あっ・・・どうしよう・・・布団1個しかねぇや・・・。
グレイも出てくる。
グレイ「どした〜?」
ナツ「布団・・・」
グレイはタオルでわしゃわしゃと頭を拭きながらオレの近くに来る。オレの貸した服を着て・・・
グレイ「ナツ・・・テメェ手のこんだ作戦だな…」
オレは舌を出してやった。
いや、ホントは2つはあるよなと思ってたんだけど・・・・・。
グレイ「一緒に寝よっか」
オレはドキリとする。
グレイはタオルをおいてきて、先に布団に入る。
グレイはポンポンと布団を叩く。誘ってるな…。
ナツ「オレ右側がいい〜」
グレイ「ったく〜」
ゴロゴロと転がる。
オレはグレイの隣で寝転ぶ。
グレイ「て・・・・・・」
ナツ「手じゃなくて、これがいい」
オレはグレイの身体に腕を回した。
グレイ「ん・・・」
ごそっと、グレイもこちらを向く。
オレは先に意識を落とした。

朝・・・
ナツ「ん・・・」
寝ぼける中、オレは目を覚ます。
びっくりしたのがこれ・・・。
グレイとずっと密着していたままだった。
グレイはスースーと寝息をたてている。
ナツ「グレイ・・・朝だぞ・・・?」
グレイの頭を撫でてやる。
グレイの腕がさらにきゅっとなる。
グレイ「なつ・・・?」
一言目がオレの名前って・・・興奮すんだろ。
ナツ「おはようさん」
グレイ「んにゃ・・・おはよ・・・」
ナツ「学校行くぞ」
グレイ「おう」

ユリside
はぁ・・・、
最近やたらと告られるような・・・
しまいには、ふたいとこにまで、
《オレが男だったら、告ってんな〜(笑笑)》
ひくって!!マジアカンだろ!?
GL!!!ふたいとこはGLだろ・・・!!!
はぁはぁ、何1人でごちゃごちゃ考えてんだ・・・。
学校行こ・・・。

ルーシィside
ね・・・寝れなかったーーーー!!!
エルザと両想いって事実のせいで寝れなかった〜〜。
あたしは携帯をみた。
メール・・・、エルザ!!!
<おはよう>
だけ・・・?まぁ、らしいって言えばらしいけど。
{おはよう}
あたしも返した。
すぐにメールは返ってきた。
<大好きだ>
えっ・・・
朝からの告白・・・

ジュビアside
あぁ・・・、グレイ様・・・
私は2−Cクラス
初めてあの人を見たとき、心臓が飛び出しそうなくらいドキドキした。
けど、噂によると、あの方は同じクラスのナツ・ドラグニルとつきあっていると・・・。
中学の時代から、あの火竜だけはウザく思っていた。
どこがいいのだろうか・・・。

グレイside
オレたちは教室に機嫌よく入った。
ルーシィ「おはよ、ナツ、グレイ」
ナツ「おはよ〜ルーシィ」
グレイ「オッス」
ルーシィ「珍しく2人で来たのね」
グレイ「わりぃのかよ・・・」
オレは頬を膨らませる。
グレイ「昨日はよく寝れたし・・・久々に頑張って勉強すっかなぁ」
エルザ「本当に珍しいな」
グレイ「うおっ!!?エルザ!!!おはよう」
オレの背後に現れたエルザ。
ルーシィの様子おかしくね?
グレイ「ナツ、ノート貸せ」
ナツ「あ〜い」

昼休み
ローグside
オレたちはいつもの場所で昼食をとっていた。
スティング「最近、おもしろいことねぇな・・・」
ローグ「興味がない」
スティングは頬を膨らませる。
その時、
キィーと重たいドアの開く音
ヤバいと隠れるオレたち。
1人の姿を見て、スティングは目を輝かせている。
スティング「グレイさんだ・・・」
ナツ「なっ?ここいいだろ?」
グレイ「あちぃけどな・・・」
ナツとグレイは腰をかける。
ナツ「ひょう、おうふう〜?」
パンを加えながら言うナツ。
グレイ「何言ってんかわかんねーよ」
ナツはごくっと飲み込む。
ナツ「今日どうする〜?」
グレイ「ずっといたい」
ナツ「ったく・・・いつからそんな正直者になったんだ?」
グレイ「るっせぇ」
何の話をしているんだ?
スティングは悲しそうな顔をしているし・・・。
ナツがグレイの顔をおさえる。
これは・・・。
スティング「おーい!グレイさ〜ん」
ナツとグレイはピクリとしてこちらをみる。
スティング「グレイさ〜ん*オレとつきあってくださ〜い」
皆の手が止まった。
何言ってんのスティング?
グレイ「だ・・・誰だオマエ?」
スティング「オレ中学の時、不良組に絡まれている時に助けてもらったんスけど」
グレイ「わり!覚えてねぇわ」
ナツ「ざぁんねんだぁったなぁ〜!!!グレイはオレのもんだぁ〜」
スティングは舌うちをする。
グレイ「悪いな…」
スティング「オレ、諦めませんよ?」
スティングはドアの方へ向かって歩いていく。
スティング「ローグ、行くぞ〜」
ローグ「あ・・・あぁ・・・」
そうか・・・アイツのことが好きだったのか・・・

〜続く〜

*あとがき*
ナツグレたっぷりの話でした。
そして、夢にあの人がでるっていうね・・・、どんだけ・・・って思ったからね…。古っ・・・。
オレよ・・・潔く諦めろ!

ちなみに、オレはGLではないんで

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