アンケート小説

□ジェラグレ
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FAIRYTAIL
〜憧れのあの人〜

7月4日
フェアリー学園2年A組
2時間目の休み時間
ナツ「グレイ!!!勝負だ!!!」
グレイ「ア゛?この暑いときに近づくんじゃねぇ。かき氷ぶつけんぞゴラァ」
ナツ「んだとォ!!?」
ルーシィ「ていうか、毎時間そんなにかき氷買ってきて・・・・金銭面とか、お腹とか大丈夫なの?」
グレイ「あぁ、オレ基本冷たいモンしか食ってねぇし」
ナツ「コイツは昔からそうなんだよ」
オレとナツは幼なじみ。
昔からよく遊んでは喧嘩する。
グレイ「テメェこそ一年中熱そうな食いもん食ってんじゃねえか」
ナツ「汗をかくことは良いことなんだぞ!!?」
グレイ「臭ぇ」
ナツ「んだとテメエ!!」
ガシャンッ
ゴシャンッ
ルーシィ「いつものことながら激しいわね」

コンコンッ

教室のドアが叩かれる。
グレイ「あ!!」
ナツ「隙あり!!!」
グレイ「グマッ!!!」
何!!?今の変な声!!?
ナツ「はっはー参ったかぁ!!!グレイ!!!」
オレは痛みより、恥ずかしさが強すぎて動けなくなっていた。
グレイ「っ・・・」///
何たって、憧れで、大好きなあの人にあんな声聞かれたら・・・。
「大丈夫か?」
グレイ「ぅ・・・先輩・・・」
抱き起こされる。
グレイ「おわっ!!?先輩!!?」//////
青い髪色の先輩、学校の生徒会長ジェラール先輩。
グレイ「先輩・・・?」//////
ジェラール「ひっさしぶりーグレイ!!!」
ぎゅむー
オレはジェラール先輩に抱きしめられる。
グレイ「わっ!先輩!!?」///
ジェラール「やっぱ後輩の中でもオマエが一番良い匂いで、かわいいなぁ」
後輩の中で・・・ね。。。
ジェラール「今日ヒマか!!?二人でどこかへ食べに行こう。昼も一緒に食べような?」
グレイ「はい!」
ジェラール先輩はオレを下ろすと去っていく。
グレイ「か、かっけー・・・」
ナツ「嬉しそうな顔しやがって・・・」
ルーシィ「ナツヤキモチぃ〜?」
ナツ「ちげぇよ!!!」

そして昼休み
オレは見通しの良い、キレイな木の下に向かう。
グレイ「先輩!!!」
ジェラール「グレイ〜」
弁当箱を持ったオレに抱きついてくるジェラール先輩。
グレイ「危ないですっ(汗」
ジェラール「久しぶりにオマエの手作り弁当を食べたくなった」
グレイ「//////」
オレはいつも手作り弁当を持参している。
買うと高くつくしな。
ジェラール「いただきまーす」
ジェラール先輩はオレの弁当を食べ始めた。
オレはジェラール先輩の昼飯らしきものを与えられた。
ジェラール「また腕をあげたなぁ」
グレイ「毎日作ってますから//////」
ジェラール「そっか…」
ジェラール先輩は1年前まで、父親の転勤で遠くの街へ引っ越していた。
先輩は、必死にバイトして、再び戻ってきてくれた。
グレイ「先輩は何でまた戻ってきたんですか?」
ジェラール「オレさ・・・この学校に想いを寄せている奴がいるんだ」
ズキッ・・・
グレイ「へ・・・へぇ!!!は、初耳ですね!!!」
ジェラール「あぁ・・・本当に・・・グレイにしか言ってない」
ズキッ・・・
グレイ「どんな人何ですか?」
ズキッ・・・
聞いちゃダメだ・・・。
ヤメロ・・・。
ジェラール「すごく可愛くて、いい匂いがするんだ・・・。話してたら安心する」
ヤメロ・・・。
グレイ「告白したらいいじゃないですか!絶対先輩に告白されたら・・・いっぱつでおちますよ」
ジェラール「・・・。かもな・・・。その子もオレのことが好きみたいなんだがお互い気持ちが上手く伝えれなくて・・・でもその子は他の男子とも仲が良くて・・・時に独り占めしたくなる・・・」
グレイ「っ・・・」
ジェラール先輩は気づかない。
遠くの方を見て話している。
オレがジェラール先輩が好きだってことが迷惑になってしまう。
オレのこの泣きっ面を見せたら、何て言うんだろう・・・。
ジェラール「だからグレイも自分の気持ち、ちゃんと・・・」
オレは先輩と目があった。
涙をボロボロこぼしながら。
ジェラール「・・・・・・」
グレイ「ごめんなさいっ・・・何かすげぇ泣けちゃって・・・」

グレイ「・・・」


何だろう・・・体が急に浮かんで、唇に何かが・・・
目の前には先輩・・・。
グレイ「!!!!!!!!!」//////
先輩はゆっくりオレを解放する。
グレイ「せん・・・ぱ・・・ぃ」////
ジェラール「そんな顔をするな…止めることが出来なくなる」
グレイ「え?先輩には好きな人が・・・」
ジェラール「オレが好きなのはグレイだ」
グレイ「!!!」//////
うそ・・・だろ・・・?
ジェラール「グレイ・・・っ」
先輩は左手の指をオレの右手の指に絡めて、片方の手を木につける。
グレイ「せん・・・」///
先輩は舌を絡ませてくる。
グレイ「はっ…///先輩///」
ジェラール「集中・・・」
オレは先輩の舌と自分の舌を絡ませていく。
時間が止まったような気がした。
何度も角度を変えては、キスを繰り返す。
どちらかの唾の糸が伸びる。
グレイ「先輩っ・・・オレも先輩が大好きです・・・っ」
ジェラール「知ってる・・・ずっと待ってた・・・けど、限界だった・・・」
グレイ「先輩っ」
オレは先輩に抱きついた。
ジェラール「グレイ、オレと付き合ってくれるか?」
グレイ「もちろんですっ・・・」
ジェラール「グレイっ・・・」
先輩の顔がまた近づいてくる。

その時、チャイムが鳴った。
グレイ「・・・っ」
ジェラール「続きはまた後でか・・・」
グレイ「夢じゃないんですよね…?」
ジェラール「あぁ・・・、オレ今幸せ」
グレイ「オレもです・・・っ」
ジェラール「またあとでな」
オレの額にキスを落とされる。
先輩の恋人・・・。
夢じゃないっ!!!

ナツ「何ニヤケてんだ?」
グレイ「ふぇ?は〜。うん」
ナツ「!!!!!?」
ナツが引いている。
良いぜ、引いとけ。
今の俺はすごく機嫌がいいんだ。
ナツ「さっきの先輩と何かあったのか?」
グレイ「え〜まぁ、うん〜そう♪」
ナツ「気持ち悪ぃぞ?お前」
グレイ「なんとでも〜♪」

放課後
ジェラール「グレイ〜っ!!!」
グレイ「先輩っ!!!」
先輩は俺に抱きつく。
ナツ「な〜んかムカつく」
ルーシィ「あれ〜ナツさん。ヤキモチ〜?」
ナツ「ちげぇよ!!!
でも・・・幸せそうだな・・・」
ルーシィ「そうだね」

2人はグレイたちを暖かく見ていた。

*あとがき*
締めが悪くてすみません・・・(。・・)
ジェラグレに投票していただいたお二方、ありがとうございました(●´ω`●)

さて、今回は学パロでした。
イメージとは少し違ったかもしれませんが、自分的にこの物語を書いていて楽しかったですねww
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