11/10の日記

00:34
Chapter4振り返り
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皆さん今日もこんばんは、Rosaです!

こちらで書くのが大分遅れましたね、申し訳ありませんでした。先月ついに長かったChapter4を完結させることが出来ました!!応援して下さった皆様、本当にありがとうございました!

というわけで、今回はタイトル通りChapter4の振り返りをちょろっと行いたいと思います。「あっ実はまだ4章読んでないんだよ〜〜」という方がいらっしゃった場合はネタバレ防止の為、ここでUターンすることをオススメ致します。(一応被害者・加害者の名前は出しませんが、何となく察してしまう可能性もあります)

では、「ネタバレ大丈夫!」という方だけこのままお進み下さいませ。





















『Chapter4の振り返り』
ええ、今回のトリックは「まぁまぁ解きやすいかな?」と見せかけて盛大に読者様を騙す仕掛けになっていました。推理予想の結果は大体予想通り、途中まで疑われていたあの人がクロというものは大変多かったです。ので、敢えてその仮設を声高々に主張し最初の流れを作り出さなければなりませんでした。今回は左幸がその役を担っていたわけです。咲神にお願いすると色々と配役のバランスが崩れてしまうので、一番思い込みが激しく自分に自信がありそうな人選をしたつもりです。そういう意味では適役でしたねささちっち。お前はよくやったよ!
しかし全ての読者様が騙されていたわけではなく、Chapter3との違いを知り死亡推定時刻を見抜いた上で本当のクロにたどり着いた方、実は3人ほどいらっしゃいましたね。おめでとうございます!!そしてありがとうございました!!

そしてクロの動機、というより心中ですね。おしおき編を読んだ方は気づいたかと思います。今までの章の(非)日常編、非日常編、学級裁判編、おしおき編、全てにおいて今回のクロが何一つ弱音を吐いていなかったということに。いつも前向きな発言をしてばかりだったかと思います。…それが実はクロが強かったおかげではなく、逆に弱かったから、周りに弱音を吐く勇気も無かったからだということに、今回のおしおき編の前から既に気づいていた方は、果たして何人いたでしょうか?恐らくいなかったのではないかと思います。だからこその悲劇だったんじゃないかな、と作者である私も考えながら執筆していました。
人間、本能的に自分の弱い部分は隠したがるものです。これは小説や漫画だけの話ではなく、現実でもそうです。上辺は能天気そうでも心中はどうなのか分かりません。本当は、誰よりも辛いのかもしれません。でもそれを誰にも言うことが出来ないだけかもしれません。それが積み重なると、自分の中の苦しさが溜まりに溜まってしまいます。例えるなら"毒"に近いものがありますね。
Chapter4の結末に何かを感じ取ってくれた方、もしいらっしゃいましたら、どうか日常でも忘れずに。周りをよく観察してみましょう、そんな人がいるかもしれません。
今回のクロにも自分を想ってくれている友達は沢山いたのだと思います。ただ、彼らは善意の振るい方を少し間違えてしまった、ということになるのでしょうか。日頃からクロを気にかけ心配してくれる誰かが傍にいたら、結末は変わっていたかもしれませんね。
…最後の最後で自分の願いを叶えようとしてくれた親友がいたこと、事件の被害者との最後の会話は、クロにとって唯一の救いだったことでしょう。ある意味、今回のおしおきは今までのもの以上に希望があったと、作者として言えるなと思いました。反省するべき点も多々ありましたが。


さて。長くなりましたが、ここまでついてきて下さった読者の皆々様、本当にありがとうございます。次からはいよいよChapter5。原作ダンガンロンパでも重要な章でしたね。Ex.でもそれに変わりなく、結月たちにとってのターニングポイントでもある章です。どうかその姿、結末を、最後まで見届けて下さればと思います。



☆コメント☆
[二ノ瀬] 10-15 00:52 削除
2年くらい前に楽しく読ませていただいてたんですけど、最近更新されてないので、やめたのか気になりまして…どういう状況なんでしょうか?

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