短編、中編

□チロルチョコ
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「え〜入学おめでとう。君たちは今日からこの陽泉高校の一員として自覚をもって高校生活を送るように」


当たり障りのない台詞をいう担任教師の声に入学式と同じく早くも眠くなる紫原。
その隣には同じく入学式で大欠伸した女の子が眠そうにしていた。
高身長の紫原と、女の子が隣同士眠そうにしている姿にクラス中が目を向けていたが、二人は一切気づいていなかった。
その様子を見ていた担任は苦笑いを浮かべながら、隣同士で軽い自己紹介をするように生徒達に促した。


「え〜自己紹介とかメンドくさ。俺、紫原敦〜宜しく」


「私は〜菓子和ハナ〜宜しく」


なんとも気の向けた自己紹介をお互いにすると、一応やったからもういいだろと言うように紫原とハナは力尽きたように机に突っ伏した。


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毎回一話完結にしていこうと思っているせいか、中々上手くまとまらなくて困ってます(-_-;)
2015/03/09
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