ファイブレイン
□22日は夫婦の日!
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「ただいま、カイト」
「おかえり、ルーク!」
POGの理事である僕は、POGの管理する島でカイトと同棲をはじめた。
きっかけは、僕がカイトに子供の頃に一緒に暮らそうと約束したことだった。
ついでに言えば、告白もした。
カイトは同時、友達として好きだと言っていたことに僕は気づいてた。
「好きだよ、カイト」
「ばかっ///
それくらい、知ってるよ!!」
今では僕たちは、お互いに好きあっている恋人同士になった。
僕の初恋はカイトで、初恋の人と結ばれて、一緒に住めるって素晴らしいと思う。
「今日は何日か知ってる?」
「ん?22日だろ??」
「そうだったね」
僕は、カイトに軽くキスをする。
カイトはその行為に甘んじてうける。
そのまま僕は部屋着に着替えに行き戻ってくると、カイトは料理をしていた。
「今日は何を作ってくれるの?」
「んー。
テレビでやってた、ミートボールスパゲッティを作ろうかなって……」
カイトはひき肉をこねて、皿に丸めたものを並べていた。
カイトは料理はテレビを見て勉強しているらしく、上手くなっていく。
「じゃあ、僕はサラダでも作ろうかな?」
冷蔵庫からレタスやトマト等、サラダに必要なものを取り出した。
カイトがソースやパスタを茹でたりしているなか、共同作業で食事を作る。
出来上がった食事をテーブルに並べて、お茶をいれる。
「食おーぜ!」
「温かいうちが美味しいもんね。
いただきます」
「いただきます!」
口に含むと、ジューシーな肉汁が口一杯に溢れる。トマトソースのさっぱりとした味がとてもあっていて、美味しい。
パスタの茹で加減は丁度で、食感は最高だった。
「美味しいよ、カイト!
今まで食べたパスタの中で、一番美味しい!」
「ルークの作った温玉シーザーサラダも美味いよ!」
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