私立馬路須加女学園高校 1&2(更新停止中)

□〜第2.5章〜 謎の転校生
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何時ものマジ女

そのマジ女に1人の女子生徒が校門の前に立っていた

??『ここがマジ女か・・強ぇ奴いるかな?(笑)『姉御』ついにウチも来たぜ!!』

校門の前で1人呟く女子生徒

右手首には黒のリストバンドをしていて容姿や雰囲気はラッパッパ部長大島優子に似ていた。ただ優子より若干背が高いだけであるが遠目からみれば優子である

??『さあて〜行くか!!』

マジ女の校門を通り抜けていった

一方その頃マジ女内は

・・・ジュー・・・

ホルモンを焼く音がしていた。

2年C組の教室の後ろでホルモンを焼く緑色のジャージを着込む5人組

通称『チームホルモン』

そして・・・参考書を黙々と読む地味な女子前 田敦子とホルモンを食べる大顔の女子だるま

ヲタ『あっ!テメェ!!だるま私の狙っていたホルモン取るんじゃねえよ!』

だるま『うるさい奴や』

ヲタ『んだと!!テメェ!!』

バンジー『落ち着けよヲタ!!私のホルモンやっから』

ホルモンを取られキレるヲタとそれを止めるバンジー

黙々とホルモンを食べるだるま

ヲタ『ったくわかったよ!』

渋々座るヲタ

バンジー『そういえばアゲハの奴遅いな』

ウナギ『ん?あぁさっき先に部室に行くって言ってたぜ』

ムクチ『・・・』(コクコク)

アキチャ『さっき聞いたよ』

ウナギ『そういえば・・・また転校生来るらしい』

ヲタ『またか?』

バンジー『どんな奴なんだ?』

ウナギ『それがまた八木女子高校からくるらしい』

ヲタ『またか!?』

バンジー『八木女と言えば・・・』

5人の視線が前田 敦子へと向けられる

ウナギ『まさか知り合いとかかな?』

バンジー『それはないかもな』

アキチャ『ないでしょ』

ムクチ『(コクコク)』

ヲタ『しっかしよ〜マジ女に来るってことはよほどの馬鹿か根っからの喧嘩好きって所だな!』

ヒソヒソと話すチームホルモン

だるま『どんな奴が来てもあつ姉が最強やぜ!!』

ヲタ『うるせぇ,だるま』

だるま『なんやて!』

ウナギ『オイ!!2人共来たぞ!!』

その言葉にチームホルモンとだるまが窓際へと移動した。

ヲタ『アイツがそうか?』

ウナギ『多分な』

バンジー『いや,違ぇだろ?どう見てもラッパッパ部長の優子さんだろ?』

ヲタ『馬鹿!!良く見てみろよ!右手首に黒のリストバンドしているじゃんかよ』

ウナギ『黒のリストバンド・・・嫌な事思い出しちまったぜ』

バンジー『あぁ・・・』

ヲタ『なぁ・・・まさかアゲハの知り合いとかじゃねぇよな?』

ウナギ『だとしたらよ・・ヤバイな・・』

だるま『なんやお前らびびりやな!!』

バンジー『うるせぇよ!だるま!!お前は知らねぇと思うけどな・・・アゲハの奴の強よさは相当だぜ』

アキチャ『ボロボロに負けたから』

ムクチ『・・・』(コクコク)

ヲタ『金眉会に早速絡まれてるぞ』

ウナギ『お手並み拝見と!』

バンジー『ウナギ・・・(汗)』

アキチャ『似てない・・・』

ムクチ『・・・』(コクコク)

ウナギ『いいだろアゲハの真似したって!』

バンジー『にしても,似てねぇな・・』

ヲタ『無理あるぞ・・・』

ウナギ『私の事はいいから転校生みろよ』

そんな事を言っているチームホルモンを尻目に喧嘩が始まった。

〜??side〜

『オイ!!オメェ!!』

『ん?ウチ?』

マジ女の校門を通り抜け校庭に来たもののいきなり声を掛けられて絡まれた(笑)

金色の眉の奴等が数人

人数はそれほど多くない

??『わりぃけどウチ急いでいるんで』

そう言って通り過ぎようとしたら囲まれた

『テメェ!!ここ何処だかわかってんのか?』

??『マジ女でしょ。知ってるよ(笑)ウチ転校生だもん』

『なら,2度と来れないようにしてやるよ』

??『へぇ〜・・なら来いよ!!』

コキコキと首を鳴らす

??『準備運動くらいにはなっかな』

『テメェ!!嘗めんな』

〜チームホルモンside〜

アキチャ『出たー。金眉会の殴りフォーメーション!』

アキチャが叫ぶ

ウナギ『あの人数で勝てんのか?』

バンジー『みてみねぇとわかんねぇよ』

だるま『あつ姉はみないんですか?』

前田『・・・私は興味ないから・・』

だるま『そんな事言わずにみましょう』

前田 敦子を窓際へと引っ張るだるま

そんな前田 敦子の目に映った1人の人物

(え?なんで?彼女がここに?)

校庭にいる人物をみた途端に固まる前田 敦子

だるま『あつ姉どうしたんですか?』

前田『・・・だるま・・なんでもない』

そんなやり取りの中一方では・・・

☆ラッパッパ部室☆

サド『束の間の平和か』

1人剣玉をしながら呟くサド

部室にはトリゴヤとアゲハがソファーで一緒に寝ていた

シブヤとブラックは見廻り中である

サド『それにしても,アゲハの奴は何を読んでいたんだ?』

部室に来るなり本を読み出した亜果利

暫くするといつの間にかトリゴヤの隣で寝ていた

そんな亜果利にそっとスカジャンをかけたのは過保護なブラック

サドはどうやら亜果利が読んでいた本が気になり見てみる事にした

サド『・・・』

サドが観たのは推理小説だった

サド『アゲハの奴は相変わらずか(笑)』

暇があればクロスワード等をしていた亜果利

その様子を見たことのあるラッパッパメンバー達

1人楽しそうにクロスワードを解く亜果利に苦笑いのメンバー達であった

サド『しかし,こうゆう日があってもいいのかもな』

そんな事を1人呟きふと校庭に目を向けたサド

サド『!!?ゆ,優子さん!!?』

校庭にいる人物をみたサド

サド『いや,違うな・・・優子さんではないが似ている・・一体誰なんだアイツは・・』

流石はサドである優子本人では無いことを見抜いていたが似ている事には驚きを隠せないでいた

サド『金眉会・・見せて貰うとするか』

1人部室の外を眺めるサドであった

☆??side☆

『ウチ急いでんだよ!とっとと始めようぜ!』

『生意気言ってじゃねぇ!!』

殴り掛かってきた金眉の1人

バキッ!!

『ウグッ!!』

(弱っ!!)

『1人1人じゃ時間勿体ねぇから纏めて来いよ!!』

『テメェ!!いきがんなよ!!』

ウラァ!!

バキッ!!

ドカッ!!

ゴスッ!!

ボコォッ!!

ドサッ!!

ものの数秒で片付いていた

『え?もう終わりかよ〜つまんねぇな』

パンパンと制服の埃を払うとそのまま校舎内へと向かって行った

一方校舎内では

『・・・』

チームホルモンの面々は言葉が出なかった

ヲタ『・・・皆・・観たか?・・・』

バンジー『あぁ・・・』

ウナギ『アイツに関わるのは止めておこうぜ』

アキチャ『喧嘩吹っ掛けたら私ら最後だな』

ムクチ『・・・』(コクコク)

だるま『誰が来ようがあつ姉が最強やぜ!!』

ヲタ『それお前が言うなよ!だるま』

バンジー『弱い癖にして』

ウナギ『喧嘩吹っ掛けんなよ!!』

だるま『・・・あぁ・・』

前田 敦子は再び参考書を黙々と読みはじめていた

☆ラッパッパ部室☆

サド『やはり金眉会ではわかりにくいな・・・しかし誰であろうとラッパッパに挑みに来るなら潰させて貰う』

剣玉をしながら呟くサドであった
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