学園アリス

□第2章
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ナル「何か飲む?未奈美の好きな紅茶とコーヒー両方あるけど‥」




「紅茶をもらっていい? はぁ〜なんか一気にいろんな人に出会って疲れた。」





ナル「はい」



といって紅茶の入ったティーカップを渡し私の前のソファーに座った




「美味しいわ、紅茶の入れ方上手くなったね
私の教え方が上手かったのね、さすが私」





ナル「そりゃあ上手くなるよ、あんだけ厳しくたたき込まれたんだから」





ナル「ねぇ、今までどこに居たの?



どうして、今更此処の教員になろうと思ったの?」





「この前ね、寝ているときに柚香の声が聞こえ



た気がしての…それでねミカンを助けてお願い


って、だから、もしかしたらって思って予知の


アリスを使ったらちょっと予想外な展開になっ


たけど、さっき起こったことと同じ事が視えた


の…だから私は姫さまに頼んで初等科の教員として戻ってきたの。


 ナルもあの子になにか感じたんじゃないの?



 柚香先輩と先生に似た無効化のアリスを持つ“蜜柑”ちゃんに」




ナル「うん そうだよ、僕は思うんだあの子なら棗君を救えるんじゃないかってね」




「そうかもしれないわね…」




きっとそうなる、そんな予感が胸に広がる。
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