テイルズオブエクシリア
□第4話【それでも前へ】
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【ニ・アケリア】
???「おお…!マクスウェル様…!!」
ミラ「イバル!イバルはいるか!」
ミラはイバルという人を探す。
アルヴィン「ここがニ・アケリアか……意外と普通だな」
ミラ「四大の再召喚は私の社で行う。準備を整えて すぐにでも儀式に取り掛かろう」
ジュード「これが成功すれば……ミラは力を取り戻すことができるんだよね?」
ミラ「ああ」
ミラは民から挨拶される。
アルヴィン「おい見ろよ。ミラって本当にマクスウェルなんだな」
ジュード「そうみたいだね……」
民「ミラ様。イバルはミラ達の帰りが遅いと飛び出して行ったまま帰っておりません」
ミラ「……相変わらず短気だな。まあよい。みなの者に仕事に戻らせろ」
民「はい」
民は去る。
ミラ「いこう」
アルヴィン「イバルってやつを探さなくていいのか?」
ミラ「ああ。巫子のイバル以外は日頃私と接していないからな…あれでは話にならない。悪いが少し手伝ってくれないか?」
ジュード「僕たちでも できるかな?」
ミラ「ああ、もちろん。精霊を再召喚するには世精石と呼ばれる石が必要だ。村の四隅に祀ってあるものなのだが…悪いがそれを私の社まで運んでくれないだろうか?」
アルヴィン「力仕事は男の仕事かね」
ジュード「うん、そうだね」
ミラ「ふふ。頼もしいな」
ミラは振り返る。
ミラ「……ああ、それからジュード。君の件は儀式のあとで村の者に頼む。ニ・アケリアで君が暮らしていけるよう計らってもらうつもりだ。すまないが精霊の再召喚の儀式が済むまで、もうしばらくだけ待ってほしい」
ジュード「…うん」
ミラ「では、私は先に社に行っている。すまないが頼んだぞ」
ミラは社に向かった。
アルヴィン「さて。ちょっと用済ませたら俺も行くわ、ジュード君」
ジュード「え?一緒に運ぶんじゃなかったの?」
アルヴィン「もちろん、すぐ戻るさ」
ジュード「……どこ行くの?」
アルヴィン「やだねえ。男が一人で行くところと言ったら決まってるじゃない。それとも君も行く?ジュード君」
ジュード「トイレならトイレって言えばいいのに」
アルヴィン「そいうこと。んじゃらあとでな」