マーメイドメロディぴちぴちピッチ
□ぴちぴちピッチ【第16話】
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BBS(ブラックビューティーシスターズ)はガイトが真珠の間にいない間、藍色の真珠と黄色の真珠を持ち去って現在に至る。
シスターシェシェ「ンフフ♪行くわよ、シスターミミ」
シスターミミ「ええ、シスターシェシェ」
真珠をマイクにはめ込む。
すると、真珠の力が作動し……
シスターミミ「すごーい、力が満ち溢れてく。この真珠、こんな風に使えるんだ」
シスターシェシェ「ンフフ♪歌のパワーもあがってるはずよ。深海の住民たちよ、さあ集まるがいい!」
シスターミミ「とっておきのショータイムの準備をしましょ!」
深海の住民たちがでてくると、同時にダークラヴァーズが現れる。
シスターミミ「あん?」
イズール「やっと見つけたよ、BBS」
ユーリ「よくも、ガイト様を裏切りましたわね!」
マリア「いつか必ず尻尾を出すと思ってましたわ」
シスターシェシェ「あら、やっと気づいたの?」
エリル「ちょっと!あんたたち、ガイト様を裏切るなんてどういう用件よ!」
シスターミミ「私たちは、あんたたちみたいにつまらない忠誠心なんかに縛られないということ♪」
シスターシェシェ「あなた知らないの?城の奥にいる沙羅って訳がわからない女に骨抜きになってる男にパンタラッサ野望成し遂げられるわけないじゃない」
シスターミミ「ほんとだよね〜」
マリア「うそよ、そんな女いるわけないわ!」
エリル「いい加減なこと言うな!」
ユーリ「そうですわ!あなたたち、ガイト様を侮辱なさるおつもり!?」
イズール「そんな変な言い逃れで今更ごまかされないよ!」
シスターシェシェ「あら、妙なことをいうのね。私たちには言い逃れする必要なんてないわよ?」
シスターミミ「ほんとだよね〜 へっぽっこでおマヌケなあんたたちみたいに」
ダークラヴァーズ「なんですって!」
シスターミミ「ちょうどいいわ。マーメイドプリンセスを捕まえるのもアイツらに手伝ってもらいましょうよ、シスターシェシェ」
シスターシェシェ「そうね、シスターミミ。ガイトのためじゃなくてあたし達のためにね」
シスターミミ「ンフフ♪」
すると、深海魚が集まる。
エリル「何よ、これ!?」
ユーリ「深海魚がいっぱい!」
BBS「深海フラッシュ!」
ダークラヴァーズ「ああっっ!!」
シスターシェシェ「真珠がここに二つ。そしてあの4人マーメイドプリンセスを捕まえれば、残りは一つ。そしてあの七色に輝く白い真珠を持ったマーメイドプリンセスを捕まえればもっとお手柄。なにもガイトが揃えるのを待たなくても6つを揃えれば残りの1つを探すなんてたいした手間じゃないわ」
シスターミミ「ほんとだよね〜 真珠が七つ、あのキラキラ光っているマーメイドプリンセスを捕まえるだけだもんね♪」
その頃、ガイト城では……
沙羅「みつき、いくらあなたがピアノを引き続けても昔には戻れない。漆黒に染まった……この髪の色……」