*テニプリ*

□庭球の☆プリンスさまっ♪
1ページ/2ページ


『あ、跡部この後の午後練は…』
跡「やぁ、レディ。これから俺とデートしないかい?」
『…え?……あーうん。後でね』
跡「おやおや。つれないね」
『…なんか拾い食いでもした?』
跡「?拾い食いなんてしないよ。ずっとレディを捜してたんだ。一秒でも早く君に会いたかったからね。」
忍「きっも!!跡部きっも!!」
『……立海いってくる』
――――
―――
――
『あーかや』
赤「!」
『よ。』
赤「びっくりしたー。抱きついてくれるのは嬉しいけど、どうしたの?後輩ちゃん」
『…後輩、ちゃん?』
赤「あ、間違った」
『え?』

-ボソッ
赤「…今日も可愛いね。マイガール」
『…!』
赤「かーわい。」
『ちょ、まっ、うぇっ。あ、』
仁「……」
『ま、雅治、これは、ちが、』
仁「……」
『あの、雅治、』
赤「…花織。お願いだから、その可愛い唇で他の男の名前をよばないで。ふさぎたくなっちゃう。」
仁「…!」
『雅治、これは違くて、』
仁「赤也のばかぁぁぁあ!!!」
赤「!」
『…』
赤「…なんか、ごめん?」
『んーん。気にしないで。』
赤「じゃまたねマイガール☆」
『うん』

―――――
―――
――
『……これは、もしや』千「花織」
『…あ。』
千「探しました。マイプリンセス」
『はい?』
千「さぁ、今日は2人きりで私達の愛を奏でましょう。」
『…え、あの、練習は?』
亜「おい、てめぇ、いきなり走ってくんじゃねぇよ!練習行くって引っ張ってったのはてめぇだろ」
『あの、亜久津』
亜「あ゛?…なんだお前もいたのか」
『うん。あの、どうにかして』
亜「?まぁいい。行くぞ。ほら」
『うん』

-パシッ

亜「あ゛ぁ?」
『…』
千「私のミューズにふれるな、バケモノめ!」
亜「なに言ってんだこいつ」
『…』
千「か、彼女には指一本ふれさせない。」
『かわいい』
亜「…なんだこいつ。もういい。先行くからな」『え、ちょ、これ』
亜「どうにかしろ」
『裏切り者ー!!』
千「花織、大丈夫ですか?」
『…(かわいい)』
千「花織…?」
『……(なでなで)』
千「…くすぐったい。でも気持ち…いい」
『(セシルまじ天使)』
千「なんだか…眠くなってきました」
『あー…、あそこの木の下で休もっか』
千「はい」
『…かわいいなぁ』
千「……」
『(舟漕ぎ始めてるし)…おいで。膝枕したげる』
千「…は…い。」
『よしよし。』
千「……」
『(寝ちゃったかな?)』千「花織…」
『ん―…?寝ていいよ』千「…あい…し…て…る」
『…』
千「…すー。」
『(何いまの)』
千「……」
『(今のってセシルだったの?千石だったの?)』
千「…」
『(なんか考えんのだるい。寝よ)』

―――――
―――
――


赤「あれ、後輩ちゃん発見」
跡「おや、セッシーも一緒のようだね」
赤「なんか…可愛いなー後輩ちゃん倒れてるし」跡「だね」
赤「ん…僕ちんも眠くなってきた―」
跡「…そうだね。一緒に寝ちゃおうか?」
赤「さーんせーい」
跡「じゃあ俺はレディの後ろ、失礼するね」
赤「じゃ僕後輩ちゃんのもう片方の太ももー」
跡「おやすみ」
赤「ふぁーあ…おやすみー…」


庭球の☆プリンスさまっ♪

(跡部と花織ちゃんが居ないんやけど)
(奇遇だね。俺の所の赤也も居ないんだ)
(…あの野郎、まだきやがんねぇ)
次へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ