BRAVE10
□第2戦
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あまりの伊佐那海のしつこさに久遠も黙っていられなくなった
『あぁもうファック!なんなのさ!さっきから!
うざったいったらありゃしない!』
「だって私じゃどーしようもできないんだもん!」
『しらないよ!それくらい自分で何とかしやがれ!』
久遠はかなりイライラしながら伊佐那海に対応する
「なによ!ちょっとぐらいいいじゃない!
情けない!ケチ!」
『あ゛ぁ?うっせぇな!
止めりゃあいいんだろ!?
止めりゃあ!!』
伊佐那海はかなり強気で久遠に対抗していたが内心今にも泣きそうになっていた
何故なら久遠の雰囲気がかなり怒っていると語っているからだ
久遠はイライラしながら才蔵と佐助の戦いを体全体で感じ刀を抜く
二人がお互いに飛び掛かる瞬間二人の間に入り込み二人の武器を受け止める
『ちょっとお二方、僕今すごく機嫌が悪いんだ
誰のせいかわかるよね?ね?
わからないなんて言わせないからこのバカ二人組
わかったら早く武器をしまってあの巫女さんつれてけよこのクズども!!!』
この一喝により才蔵と佐助は一瞬でそれぞれの武器をしまい
伊佐那海の元へと駆け寄って行った
二人の後日談によると雰囲気だけでもまるで鬼のように感じられたそうな
久遠だけは怒らせてはいけないと心に誓ったらしい
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