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□本当
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_次の日_

めそめそしててどうする
昨日は藍染様が帰ってくる直前までグリムジョーがつきっきりで看病してくれていた

今日は昨日のことを聞こうと思い朝から藍染様を呼んだ


「藍染様…」

藍染「どうした?刹那」

「昨日…藍染様あの女の子と…」

藍染「…すまない、君にだけは知られたくなかったんだがな…
あいつの力を自分のものにするためなんだ…あいつは今黒崎をおびき出す餌だ」

「藍染様…そうだったんですか…」

納得…はした。
だけど本当に欲しいモノがわからなくなった

藍染様についてきたのは藍染様を救うため。
だけど藍染様に向ける私の思いは薄れていっていた


「藍染様…は…あたしのこと好きですか?」

藍染「昨日ので刹那はバカになったのか?…大好きだよ…」

また抱きしめてくれる
不安を吹き飛ばすほどの温かみ

だけど…


「ありがとうございます、藍染様…さ、そろそろ行きましょう?みんなが待ってます!(ニ」

藍染「あぁ、行こうか(ニ」


いつもどうりにあたしは笑顔をむけ十刃たちがいる前に行った


藍染「黒崎一護の襲来にむけての準備だ…」


藍染様が十刃たちにうかって話をしている間
私はある奴にしか目が行かなかった

「(グリムジョー…)」

不意に目が会うとすぐそらした

藍染「刹那…刹那!」

「ぁ、はいっ!」

藍染「ボーっとしてどうした?刹那にもこの戦いには参戦してもらう」

「…はい、もちろんです」

藍染「刹那はどんな十刃より死神よりも強いもしかしたら私よりかも」

「そんな…(苦笑藍染様の力にたてれるのは光栄です(ニ」


といっても本気で殺す気はさらさらなかった
もともと救いに来たようなものなのに









会議は終わりみんなはそれぞれ好きなことをしに行った

「ねぇ。グリムジョー」

私はグリムショーを引き止めた

グ「どうした、暴走泣き虫女王様」

「すごい言われよう…」

グ「本当のことだろ?」

「昨日のお礼がしたかっただけなのにー」

グ「お礼かー…なにしてくれるんだ?(ニ」

「できることなら何でもするつもりだけど?」

その言葉を言った瞬間私はグリムショーの部屋に連れて行かれた

グ「なんでも…といったな?」

ベッドに押し倒された

「なに…?」

イマイチ状況がわからなく

グ「交尾だよ…(ニヤ 望んでたんだろ?俺とこうするの。会議中もずっと見てたんだろ?俺様のこと」

「…望んでた…のかもね」

ビクともせずただ相手の目を見て

グ「…っなんだよお前…ちょっとは怖がらねぇのかよ」

「グリムジョー…」

相手が離れようとした瞬間
後ろから抱きついて

グ「この世界の女王様よぉ…なんのつもりだ(苦笑」


「隙間を埋めてくれる…グリムジョーっ…」


グ「俺を殺す気か…」

グリムジョーが振り向いた瞬間唇が重なった
心のどこかの隙間がなくなった気がした

その日から







その日を境に私とグリムショーは上下関係なんて関係もなく少し違う存在になった




藍染「刹那っ…はっ…刹那」

「藍染様っ…もぉっ…ぁっ」

藍染「一緒に果てよう……っっ!」


数日たって藍染様は私を求めるようになった
嫌ではない、でも快楽ではなかった
藍染様と交わしたあとはかならずグリムジョーのところに行った

グ「お前は…っ…いつまでこんなことを…つづけるつもりだ…っはぁ」

「グリムジョッ・・・ぁっ…グリムジョー…っぁ」

グ「答えになってねぇぞっ・・・っぁ・・・はぁ
    まぁ、勘弁してやるよっ…っ…は」


「もっと…グリムジョっ…ぁぅ…グリムジョー好き…離さないでっ…ぁ」

グ「離さねぇから安心しろ……っもぉ出すぞ」

「グリムジョーっ…ぁぁっ!」


_事後_


私たちはそういう関係になってしまった


「グリムジョー…グリムジョー」

グ「そんなにくっつくんじゃねぇ…(照苦」

「離さないっていったじゃない?(ニ」

グ「しかたねぇな」

グリムジョーは強く抱きしめてくれた

グ「お前は…今のままでいいのか…おれはかまわねぇが藍染に抱かれたあとすぐ俺のとこに来るの癖になっただろ」


「じゃないと隙間がまた開いちゃうから…怖いの」

ごめんね、グリムジョーと続けて言った



藍染様は私たちの関係に築いているのだと思う
だからなおさら藍染様は私を求めるのだと思う

私は
なにをしているんだろう…
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