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□12月31日・大晦日〜キセキの場合〜
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黄瀬)「優璃っちぃ〜!おかわりっス!!」

『はいはい、まったく・・・自分でよそいなさいよ!はい!!』

青峰)「俺も。」

『人の話聞いてた?まったく・・・はい!』

紫原)「優璃ちん。俺も〜」

『・・・はい、どうぞっ!!』

緑間)「・・・・。」

黒子)「・・・・。」

『あ、緑間もテツヤもおかわり?』

緑間)「そうだが・・俺は自分でよそうのだよ。」

黒子)「僕も自分でやります。優璃さんにばかり迷惑かけられません。」

『ふ、2人とも・・!!なんていい人たちなの!!もう、愛してるーーっ!!!』

黄瀬)「優璃っち!!おかわり欲しくないっスか!?俺、よそうっスよ!!」

青峰)「あ!テメェ、ずるいぞ!!」

紫原)「優璃ちん、何か手伝うことない〜?」

『・・・あからさまに態度変えてんじゃないわよ。』



ここは赤司家。征十郎の家にみんなで泊まって、年を越す予定。もちろんあたしも。

赤司様には逆らえませんからね・・・ハサミ持ちながら言われてみ?ビビるよ?本当に。



赤司)「それにしても優璃、また料理うまくなったんじゃないか?」

『え?そう?ありがとう。』

黄瀬)「優璃っちの料理最高っスよ!!この唐揚げとかマジうまいっス!!!」

『ありがとう、って言っておくけど、涼太の言うことは何か信用できない。涼太、あたしのこといっつも褒めるんだもん。そりゃ、嬉しいけどさ・・・。』

黄瀬)「ヒドッ(´;ω;`)」

『はいはい、泣かないの。嬉しいから。んで、まとも(?)な緑間に意見聞きたいんだけど・・・』

黄瀬)「うぅっ・・・」

青峰)「ハッ、ドンマイだな!黄瀬!!」

紫原)「黄瀬ちんドンマ〜イ。」



この際、泣いてる涼太は無視。

いや、褒めてくれるのは嬉しいんだよ?でもなんでも褒めるからさ・・・分かんないんだよね、逆に。



『緑間、さっきから無言なんだけど・・・口に合わなかった?』

緑間)「い、いや!そんなことないのだよっ!!」

『・・・・・本当に?』

緑間)「ほ、本当なのだよ!!」

『そう?・・ありがとう。緑間に言われたから信じるよ。((ニコッ』

緑間)「っ//あぁ//」



あれ?緑間、なんか顔が赤い気がするけど・・・。気のせいかな?

あ、さっきの会話からも分かるとおり、料理も全部あたしが作りました。

なんでこんなことになったのか。

それは、数時間前に遡る・・・。


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