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□12月20日・Happy birthday☆赤司征十郎
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『ふんふんふんふんふーん♪』
今日は12月20日。何もない人にとっては、何の変哲もない、いつもどおりの日だろう。
―――――だが、あたしにとってはかなり大事な日なのだ!!!
「―――鼻歌なんか歌って、何をしているんだい?優璃。」
『・・あ!赤司!!』
赤司)「はぁ・・分かったから、鼻歌歌うのやめようか。」
彼は赤司征十郎。帝光中男子バスケ部の(鬼)主将。
そして、あたしの彼氏でもあります、はい。
で、何が大事な日なのかというと・・・
『赤司!お誕生日おめでとう!!』
そう!今日は赤司のお誕生日なのです!!
Happy birthday赤司ヽ(・∀・)ノ
赤司)「・・・あぁ、そういえば今日だったね。」
『あ!やっぱり自分の誕生日忘れてたでしょ?あたしが教えてなかったらどうしてたのよ!!』
赤司)「君はそういうとこ“だけ”役に立つよ。」
『えへへ〜!そう?ありがと・・ってなるかいっ!!!
“だけ”って何よ!“だけ”って!!』
危うく乗せられそうになったけど!←
そうはいかないんだからね!!
赤司)「今乗せられそうになったくせに・・・。」
『・・うっ』
赤司)「・・・まぁ、いつも感謝してるよ。ありがとう。」
『ど、どういたしまして!///』
赤司は性格が悪い。あたしがこういう不意打ちに弱いの知ってるくせに、不意打ちを仕掛けてくる。
・・・絶対に性格悪い//
赤司)「ほら、こんなところに立っていないでさっさと部活に行くぞ。」
時計を見ると、もう部活に行く時間だ。
あ、あたしは一応男子バスケ部のマネージャーやってます。
正確には、赤司と付き合い始めてから若干の脅しにより、無理矢理任命されました←
いや、若干じゃなくて完璧に脅しだった。うん。
さー、部活に行くか・・・あっ!!!
『赤司!!』
赤司)「・・今度は何だい?」
『あ、あのね?―――プレゼント用意するの忘れちゃったの!!ごめんなさい!!!』
そう・・・赤司へのプレゼントを用意できなかったのだ。
いや、でも、用意する気はあったんだよ?
赤司には何がいいかなーとか悩んでるうちに、全く決まらなくて・・・。
結局、用意できなかったんですorz
赤司)「・・・別にいいよ。」
『!!っ、ほ、本当・・?』
赤司)「あぁ。」
『よかったぁ・・・ごめんね?ありがとう!!』
いやー、許してもらえてよかったぁ!!!
ハサミ持って「オヤコロー☆」とかやられたらどうしようかと思った(;´Д`)
赤司が優しいなんて、若干(というかかなり)の違和感があるけど気にしないでおこう!!
『さぁ!それじゃ部活に行こうk「その代わり」・・え?』
ニヤリ、と妖しく赤司が笑ったような気がしt・・妖しく赤司が笑った。
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