Memory

□12月20日・Happy birthday☆赤司征十郎
1ページ/4ページ

『ふんふんふんふんふーん♪』



今日は12月20日。何もない人にとっては、何の変哲もない、いつもどおりの日だろう。

―――――だが、あたしにとってはかなり大事な日なのだ!!!



「―――鼻歌なんか歌って、何をしているんだい?優璃。」

『・・あ!赤司!!』

赤司)「はぁ・・分かったから、鼻歌歌うのやめようか。」



彼は赤司征十郎。帝光中男子バスケ部の(鬼)主将。

そして、あたしの彼氏でもあります、はい。

で、何が大事な日なのかというと・・・



『赤司!お誕生日おめでとう!!』



そう!今日は赤司のお誕生日なのです!!

Happy birthday赤司ヽ(・∀・)ノ



赤司)「・・・あぁ、そういえば今日だったね。」

『あ!やっぱり自分の誕生日忘れてたでしょ?あたしが教えてなかったらどうしてたのよ!!』

赤司)「君はそういうとこ“だけ”役に立つよ。」

『えへへ〜!そう?ありがと・・ってなるかいっ!!!
“だけ”って何よ!“だけ”って!!』



危うく乗せられそうになったけど!←

そうはいかないんだからね!!



赤司)「今乗せられそうになったくせに・・・。」

『・・うっ』

赤司)「・・・まぁ、いつも感謝してるよ。ありがとう。」

『ど、どういたしまして!///』



赤司は性格が悪い。あたしがこういう不意打ちに弱いの知ってるくせに、不意打ちを仕掛けてくる。

・・・絶対に性格悪い//



赤司)「ほら、こんなところに立っていないでさっさと部活に行くぞ。」



時計を見ると、もう部活に行く時間だ。

あ、あたしは一応男子バスケ部のマネージャーやってます。

正確には、赤司と付き合い始めてから若干の脅しにより、無理矢理任命されました←

いや、若干じゃなくて完璧に脅しだった。うん。

さー、部活に行くか・・・あっ!!!



『赤司!!』

赤司)「・・今度は何だい?」

『あ、あのね?―――プレゼント用意するの忘れちゃったの!!ごめんなさい!!!』



そう・・・赤司へのプレゼントを用意できなかったのだ。

いや、でも、用意する気はあったんだよ?

赤司には何がいいかなーとか悩んでるうちに、全く決まらなくて・・・。

結局、用意できなかったんですorz



赤司)「・・・別にいいよ。」

『!!っ、ほ、本当・・?』

赤司)「あぁ。」

『よかったぁ・・・ごめんね?ありがとう!!』



いやー、許してもらえてよかったぁ!!!

ハサミ持って「オヤコロー☆」とかやられたらどうしようかと思った(;´Д`)

赤司が優しいなんて、若干(というかかなり)の違和感があるけど気にしないでおこう!!



『さぁ!それじゃ部活に行こうk「その代わり」・・え?』



ニヤリ、と妖しく赤司が笑ったような気がしt・・妖しく赤司が笑った。


次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ