月のメイド姫【REBORN】
□標的1:出会い
3ページ/4ページ
え、ちょ、マフィア・・・えぇぇぇぇぇぇ!?(((゜Д゜;)))
ツナ)「あ、ちなみに俺がボスだから。」
『さらにえぇぇぇぇぇぇ!?Σ(゚д゚lll)』
天国のお父さん・お母さん・おばあちゃん。あたし、今日初めて『あいた口がふさがらない』っていうのを身をもって体験したよ。
綱吉さんがマフィアのボス!?
ううう嘘!?こんなに優しそうなのに、マフィアのボス!?
ツナ)「・・・『こんなのがマフィアのボス!?』とか思った?」
『お、おおお思ってません!!』
ツナ)「どもりすぎでしょ・・・。」
い、いや〜・・・世の中には不思議なことがたくさんあるんだねぇ←
ツナ)「・・んで、リンちゃんは晴れてボンゴレのメイドに受かったわけです。」
『はぁ、メイドですか・・・メイドォ!?!?』
あ、あのメイド服着て「お帰りなさいませ!ご主人様♪」とかいうあれ!?
無理無理無理!!あたしにはぜえぇーーーーーーったいできない!!!
ツナ)「いや、別にお帰りなさいませ、は言わなくていいよ。(メイド服は着て欲しいけど)」
『(聞こえてはいけない心の声が・・!!)そ、そうなんですか・・・?』
ツナ)「まぁ、簡単に説明すると、主人は俺だけじゃないんだ。・・残念なことにね。」
『は、はぁ・・・』
ツナ)「屋敷にはボスの俺と、俺の守護者・・・まぁ、部下みたいな人たちが一緒に住んでるんだ。それ全員がご主人様ってことで。」
『はい・・・』
つまり、あたしが今からお使えすることになったボンゴレマフィアの方々が住んでるお屋敷。
そこにはボスの綱吉さんと、綱吉さんの守護者?の方々が一緒に住んでいて。その方たちがみんなご主人様だと←
ツナ)「物分りがよくて助かるよ。それと・・・さっき“自立”って言ってたけど、ご家族は?」
『家族はいません。両親はあたしが小さい頃に亡くなって、おばあちゃんも先月亡くなりました。そのための“自立”です。』
ツナ)「そっか・・・それじゃ、パスポート持ってる?」
パスポート?なぜいきなりパスポート?
『持ってますけど・・・』
ツナ)「そっか!それはよかった!!それじゃ、行こうか♪」
『ちょ、ちょ、ちょ!!どこ行くんですか!?』
ツナ)「ん?あぁ、ボンゴレの本部ってイタリアにあるんだよね。」
『はい?』
イタリア?綱吉さん、頭おかしくなった?いやだなー、ここは日本ですよー?
・・・・・・・。
『ええぇぇぇぇぇぇ!?Σ(゚д゚lll)』
ツナ)「そういうわけだから、行くよー★」
こうして・・・あたしはイタリアに(半強制的に)連れ去られたのでした。
→