オタク少女は大暴れ!!
□02
1ページ/4ページ
『キァァァァッ!!!鬼が追い掛けてくる!!!!!!』
「てめえ!!待ちやがれぇぇぇええ!!!!」
ただいま、上條花音は大ピンチ――――!!!!
事の始まりはおよそ十分前―――――・・・・・
〜回想中〜
『何で、ワイが水やり何かしないとアカンのや!!!』
あの先生!!!ワイが授業遅れたからってね!水やりなんかしないとアカンのや!
屋上で寝ていて、気付けばお昼が終わっていた・・・千尋は先に帰りやがった!!!
亮も・・・・・だから、罰として水やりをしているや!花にな!
『めんどくさい!!!ぁぁああ!!!』
パシッァ
「『…………………』」
固まり中・・・・・
めんどくさい!!!って言いながら後ろを振り返ったら・・・人がいて水がかかった?
いやいや!上から水が降ってきたんや!!!←そんなわけないだろ!!
「てめえ………」
『(ビック)………ハハハ!大丈夫かいな?』
「ふざけているのか?あーん」
『ふざけていませんわ!ハハハ!すまないなぁ!!』
「てめえ………笑いながら謝って許すわけねぇだろ!!ちょっと来い!!」
めっちゃ怒っているやん!!ワイの命危ないとちゃうの?
こうなったら・・・・逃げるが勝ちやな!!!!
『花音キックぅぅぅうう!!!!』
ドカンッ
「グェッ!」
あ、強く蹴りすぎた?でも、今のうちに逃げるのが勝ち何や!
「てめえ〜〜〜!許さん!待ちやがれぇぇぇええ!!!!」
『うげぁぁぁああ!!!鬼が追い掛けてくるよぉぉおお!!追い掛けてくるなら、犬○くんがいいよぉぉおお!!!』
〜回想終了〜
――――――――――・・・・・・・・
そして、今の状態であるだ!!謝ったのに許してくれへん!!!
だから、逃げるやぁぁああ!!!走りなら負けへんで!!!!
ドンッ
「うわぁ!」
『うげぇ!』