short

□いつでも一緒だよ
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ーーガンガンッ…
ーーガンガンガンッ
ーーガンガンガンガンガンッ

「うっせぇぇぇえ」

朝からガンガン窓を
叩く音が俺の部屋を
盛り上がらせる。

「起きてよ翔太。学校いこ。」
「ん、だよ、遅刻で良いじゃん」
「駄目。行くのよ。じゃっ、家の前で待ってるから」

会話の相手は幼なじみの渚だった。
家が隣同士で昔から
窓から互いの部屋を出入りしたり
会話をしたりしていた。

そんな幼なじみに
恋心を抱いていた。



いつでも一緒だよ



「ようやく行けるのね」

家を出ると呆れたように
渚が言った。

「遅くて悪かったな」
「じゃ、学校行こ。」
「はいはい。」
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