SUPERなえるぷの貶し愛

□ハゲ散らかった想ヒ出-6-
1ページ/1ページ

『それでは、これから
1位と最下位を取った二人の
スロー映像を見てみたいと
思います!!』



司会者がそう言うと、
巨体モニターに突然
映像が映った。

最初はSHINeeのミンホの映像。
ファン達は『ミノォーー!!』
と手を振りながら叫んでいる。
もう迫力がハンパない…〓




『邪魔をされた挙げ句アイツに
笑われたが、僕から見ても
泳ぎも上手いしルックスも
良いなんてホントに妬けて
くる。僕も女子ならきっと
こういう男に惚れるんだ
ろうなぁ…』


そんなことを思いながら
僕はウンウンと頷いていた。



『それでは、次は最下位
イェソンさんのスロー映像を
見てみましょう!!』



一気に背中がゾクッとした。
ミンホの姿に男ながら
トキメいてる場合じゃ
なかった!!
恐怖から僕は思いっきり
目を瞑っていた。
できれば耳も塞ぎたかったが
やはり皆の声がすごく
気になる。




「うわぁ…絶対笑われるぅ…」



皆の反応が解るまで時間は
そんなに掛からなかった。
突然会場中が笑い声で
大揺れした!!






『あぁ亀になりたい…
亀になって今すぐ甲羅に
閉じ籠りたい…!!』



メンバーが駆け足で僕の方に
向かってくる。
ウニョクは爆笑してるし(チッ)



LT「アレ何!?お前なんか前髪
ヤバくない!?」


EN「いつから!?いつから!?」


KI「イヤ、前からじゃね?」


KH「ハァ、ここまでとは…〓」





『もう何とでも言ってくれ…』


僕は肩をガックリ落として
応援席に座った。
言い過ぎたと思ったのか
メンバーは僕に気を使いながら
肩をポンと叩いたりして
「気にすんな」と言ってきた。


ここまでコケにされて
気にしない奴なんて
いるはずがない…

本格的に落ち込みモード。




「もういいよ…
僕隅の方でじっとしてる…」



それからゲームはどんどん
進行されていった。
その間僕は隅っこに
ずっと座っていた。

楽しそうに笑う皆。
苦笑いの僕。



『早く終わればいいのに』
とどんだけ思ったか。








ゲームが終わると結果発表
が始まった。


SUPER JUNIORが真面目に
競技をするはずがなく、
もちろんドンケツ←

罰ゲームはメンバー皆が
一つのでっかい箱の中に
入って爆破されるというもの。
無害の爆薬だが皆
良いリアクションww

リョウクなんか本気で
ビビってしまっているし
シンドンはもはや出〇哲朗の
ようなリアクションを
している〓

職業はアイドルで無駄に
イケメンだがやることが
もう芸人そのもの…

僕…ノーリアクション(真顔)





これでイェソンの人生最悪の
汚点になった水泳大会は
幕を閉じたのでしたw







-帰りの車内-


『きょるぐっ のん あちゃ
のん あちゃ 「はげ」
でるこる♪』


メンバーはA-CHAで大盛り
上がりの大合唱…

ただ一人イェソンだけを
除いては。



『ハァ…はげてこ〜い♪
とかはげデコ♪にしか
聞こえないし…もうこれは
イジメだよ…(涙目)』


『ちんじ「はげ」じょよん
「はげ」なるる さらんへ
じゅん さらんどぅるる なぬん
かんどんしきょ♪』



「もはや僕のパートだし…
ワザとか!?選曲ワザとか!?」


ボソッというと隣のドンヘが
ものすんごい笑顔で僕の方を
無言で見てきた。

イラッとしたが何も言わずに
微笑を返した。




『僕は一体どうなって
しまうんだろう………』








次回!!
バカにされたイェソン
が開き直る!?

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ