それは、君だった
□第三章
2ページ/3ページ
《ジョンデの過去*数ヶ月前》
夜、ジョンデが寝ていると、微かに声がしたので、目を開けた。
声は隣から聞こえた。
再び眠りにつこうと、目を閉じたが、また声がした。
今度は少し大きかった。
そのせいで完全に目を覚ましたジョンデは、壁に耳をつけた。
「あっ…う…ん……そこ、ダメ! イ、イクっ……!」
女のような声だった。
きっと、隣のルハンが女をこっそり連れてきて、ヤッているのだろうと思い、ジョンデは手で耳を塞ぎ、眠りについた。
→
次へ
←
前へ
[
戻る
]
[
TOPへ
]
[
しおり
]
カスタマイズ
©フォレストページ