キラ・ヤマトが幻想入り

□第2話 目を覚ました旅人
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気付けば…何もない殺風景な所に立っていた。

「ここは…夢、なのかな? 」

そんなことをぼんやり考えていると…何かが、足首を掴まれた。
下を向けば、人の原型を保ってない屍がキラを下に引きづりこようとする。
中には、軍服や白衣、パイロットスーツを纏っているのもある。

恐怖心の余り、足掻くがどんどん体が沈んでいく。

「それが、君の業だよ
スーパーコーディネータ ーのキラ・ヤマト

ふと聞こえた、倒したはずの宿敵の声。
否定したくても、言葉が出ない。

『…いや、否定しちゃいけないのかな?
引きづりこもうとする者達は、僕のせいでこうなったのだから…。』

恐怖心が身体中に巡る。
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