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□SWEETキッス
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今日は摩耶花と千反田さんは部活に来ないらしい
摩耶花は漫研で忙しく、千反田さんは急ぎの用があって帰っていった
だから、自然とホータローと二人きりになるわけで
しかもそのホータローは今、チョコレートを食べてる
珍しいと思って見てたら目が合ってしまった
いや、別に目が合ってもいいんだけど・・・
問題はチョコレートの食べ方について
食べ方がエロいんだよね・・・
板チョコを一欠片づつ割って食べてるからどうしても溶けたチョコレートが指につく
で、指についたチョコレートを舐め取る仕草がエロいのさ!
お、音がどうしてもその・・・ね?
察してほしいかな・・・
舐め取る時に若干目が伏せがちで・・・エロいしさ
僕の頭がピンク色なだけだって?
実際に見たらヤバイから
きゅんきゅんするから!

「里志?」
「ぅえ?!」

やばっ
変な声出た!!
いきなり話し掛けられたら誰だってこうなるよね?
ならない?
少なくとも僕はなるね!
あ、ホータローが凄い怪訝そうな顔してる
こんなホータローもかわi・・・じゃなかった
何か返事しなくちゃいけないよね

「ホータロー、どうかしたのかい?」
「いや、お前が見てくるからだ」

・・・・・・・・
そんなに見てたっけ?

「見てたぞ」
「え、今の口に出してた?」
「ああ」

恥ずかしい!
なにそれ!!
僕スッゴい恥ずかしい!!

「で?里志、俺のことを見ていたが・・・どうしたいんだ?」

うわぁ
スッゴいエロい!
なにその顔
て、違う!!
『どうしたいんだ?』ってなに?!
誘ってるの?
誘ってるよね?!
この小悪魔めっ!
だがホータローだから許す!!

「だから・・・さっきから聞こえてる」
「くそ恥ずかしいぃいぃぃいいい!!」

え、嘘ぉ!
今なら爆発出来るぜ!!
あはははは・・・はぁ
もうやだ・・・
恥ずかしい・・・

「里志・・・」
「ホータロー?」
「んっ」

今なら死ねます
なに?
目を閉じてこっちに顔向けないで!
しちゃうから!
キスしちゃうからぁ!!
いいの?してもいいの?

「里志・・・別にしなくてもいいんだぞ?俺がしたくなっただけだし」
「します」
「即答か・・・」
「いただきま〜す」
「んっ・・・ふぁ・・・んんっ・・・はっ」

甘っ!
チョコレートの所為だと思うけど
あ〜
ホータロー、可愛いなぁ
きゅんきゅんしちゃうや
これだからホータローに飽きないんだろうなぁ
なんて思う僕は重症・・・かな?













SWEETキッス
「ホータロー、もう一回・・・いい?」
「一回だけだぞ?」
「ホータローのツンデレめっ!」
「もうしないぞ?」
「すみませんでした!」
















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