BL

□薄桜鬼
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夢よ、覚めないで(歳三×丞)
曇天の空、新撰組屯所の前で山崎は掃き掃除をしている。
「はぁ、もう冬、ですね。」
あまりの寒さに山崎は身震いする。今はみな、巡察でいない。副長と監察を除いては。
「副長、玄関のゴミはみな片付けました。」
が、土方は何の返事もしない。おかしいな、と不審を抱き、山崎は土方の机の前に来てみた。「副長、寝ていらしてたんですね。風邪ひきますよ、ここで寝ては。」
山崎は土方の肩をつついてみた。すると、土方の肩がピクっと動いた。
「ん、なんだお前、掃除は終わったのか?」
「ええ、先ほど。」
「そうか、ご苦労。」
そう言いながら土方は山崎の方に向き直る。すると土方は、山崎の肩に手を置く。
「ふ、副長、どうしましたか?あっ!」
土方は山崎をそのまま押し倒した。
「副長、これは一体どういう」「いいだろ、誰もいないときくらい。」
そう言って土方は、ゆっくりとした手付きで山崎の服を脱がす。
「副長!?おやめ下さい!!」山崎は抵抗するが、土方の腕は力を増す。
「山崎は綺麗な肌してんのな。」
「そ、そんなこと…ないです…」
「どうした山崎、もしかして、これだけで無理とは言わねぇだろうな?」
「そんな、こと、思ってません。」
「山崎、今からキモチよくしてやる。抵抗したら、優しくしねぇぞ。」
土方の手は徐々に山崎の下半身へと沿っていく。
「あっ、副長ォっ!」
「抵抗すんなって!」
「う、あぁ…あっ!」
「あ〜あ山崎のココ、もうこんなになっちまって。まだ刺激してねぇぞ?」
言いながら山崎の下半身を刺激する。
「あ…んんっ…ふくちょ…ォォ…やめて…くだ…ああっ!やぁっ…声、声がぁ!」
「丞、感じすぎだ。淫乱な奴だなお前は。なんか、そそられる。イかせて欲しいか?」
土方は言った。山崎の下半身はもうとっくに限界になっている。
「そうか、じゃ、そろそろいれるぞ。」
「やあぁ…ふくちょお…」
「丞、その副長っての、止めねぇか?2人きりでいるときくらい…」
「…と、歳三さん…」
「よし、いい子だ。」
そして下半身を大きく揺さぶった。
下半身をヒクヒクさせながら山崎は言った。
「歳三さん…愛して…る…」
「オレもだよ、丞…もう寝ようか。お休み。」

―永遠に幸せを与えてくれる夢よ、どうか、オレと歳三さんを切り離さないで下さい…―







あとがき

薄桜鬼から歳三×丞でした。
丞くん 乙女になりましたね、最後のところが…

第1作目のBL小説でした
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