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□紐ぱん
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それは、何時ものように私の部屋で仲良くテレビ見て笑ってた晩だった。
「ははは！ちょっと、あれ見てよー、ぉ？！」
「………………」
「ちょ、将五？」
「あ？」
「あ？じゃないわよ。
なにいきなり押し倒してんのよ。」
「誘ってきたからだろ。」
「一体いつ！どこで！私が誘った？！」
「ここで、今のこの瞬間もだ。」
「あほかっ！ってちょっ、こら
服脱がすな！」
「うるせー、ん？」
「あ"。」
「なんだよごんべぇもその気だったんじゃねーか。」
「ち、ちがう！これは違うからね！」
「どう違うのか言ってみろよ。
こんなエロいもんしてるくせして。」
「だ、だだだだだから！
そうじゃなくて、これはその！
ってこら！
引っ張るな！」
「この紐引っ張ったら脱げるんだろ？
誘ってんじゃねーか。」
「誘ってないし！
これ友達がくれたの！
今日はヤる気ない！」
「………」
ｼｭﾙ、
「きゃあぁ！！」
「ぐっ、」
「将五が悪い！」
「っー、だ、だからって股蹴ることねーだろうが。」
「蹴ることある！」
「……そうやって隠してるのもいいな。」
「変態！」
「男はみんな変態だ。」
「何真顔で言ってんの？！」
「いーから喰わせろ。」
「いーやーだー！」
「いただきます。」
「誰かー！！」
お前が紐ぱんなんてはいてるのが
悪い。
あとテレビで笑いすぎて
少し涙目になってるのも
悪い。
――――――――
うーわ
変態だぁ！笑
ていうか、これ武装の頭じゃねーよ。おい。
紐ぱんを友達からいただいたのはひよこです。
誕生日でもないのになんでくれたんだろう？とか思ったら
ふざけんな全く。はけるかコノヤロウ。
でもはいてみたひよこの馬鹿野郎。
履き心地が大層悪かったです。笑