文ストNL小説短編

□お弁当【国佐/リクエスト小説】
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※学パロ連載設定の国木田視点/遥輝夜さんのみ持ち帰り可。


ここ最近、信子が素っ気ない。
俺が何かしたのか?
覚えがない。
「え?信子さんですか?たまに会いますけど、いつもと変わらないですよ。ねえ、鏡花ちゃん」
「私達にも優しい……」
「君だけに冷たいみたいだね」


「太宰。どういう事だ」
「さあ?」
「とぼけるな!何か知ってるのだろう!?」
「まあね。でも、言わない。彼女に止められてるし」
「……なら、直接」
「あ。ちなみに今日だけ、信子さんは留守にするって」


「何、だと!?」
そんな事は聞いていない。
会えないのか。
寂しい……。
ますます、気になる。
どうしたのだろうか?


「こんにちは。国木田さん、います?これ、預かりましたの」
ナオミから手紙を手渡された。
誰からだ?
そう思い、中身を読む。
信子からか。
……は?


ちょっと待て!
何故だ!
何故、俺に直接、話をしに来ない!?
あと……太宰の方が詳しいのは何でだ!?
何となく悔しい。
そして、納得いかん。
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