過去ぱち(・ω・`)
□小ネタ(2013〜2015,1)
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蘭丸さんがなにやら主張しています。
俺の幼なじみは泣き虫だ。
いつから、と言えば覚えてないくらい昔から。ちょっとしたことですぐに泣く豆腐メンタル。つついたら崩れて壊れてしまいそうなやつ。
だけどそれに反するように、サッカー部ではキャプテンとしてチームを引っ張っている。たまにチーム内での衝突があれば冷静に物事を対処する力も備わっている。
まさにカリスマ性と言えばいいのかもしれない。人を引きつける魅力も持ち合わせるんだ。
つまり何がいいたいかと言うと、神童は自慢の幼なじみで親友だということ。
そんな最高な幼なじみを汚してしまうような自分の感情が憎い。俺は昔から周りのやつらより少しだけ頭が良かった。だから上手い立ち回り方や沢山の常識を幼いながらにも持ち合わせていた。
だから幼なじみに対して抱いた感情が『異常』だといち早くに気がついた。
男女間に芽生える『ソレ』。俺は初めて絶望した。気づかれてはいけない。気づかれたらきっともう、戻れない。
そんな『異常』をひた隠して早10年。そろそろ限界かと思ったとき、『ちょうどいい』後輩ができた。
猫目のそいつは俺に向かって『異常』を向けるのだから、俺だってお前
に『この』気持ちを捌けてもいいよなって思ったわけだよ。
最低?知ってる。
でも俺はさ、アイツが汚れなきゃなんてことないんだ。だから、そんなに睨むなよ。煽るだけだぜ、影山くん。
それは恋の始まりか
それとも罪の始まりか
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蘭丸さんをどうやら私は最低な人種にしたいようです(・ω・`)
あっごめんなさい!石投げないでっ
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