★うたのプリンスさまっ♪★
□☆なっちゃんの手料理☆
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『なっちゃーーん!』
「あっ、琉歌ちゃん!どうかしたんですか?」
と調理中のなっちゃんがこっちを向く。
そこには、満面の笑みを浮かべたなっちゃんが居て・・・とても、料理を止めてとは言えなかった。
-だから、私は-
『なっちゃんの手伝いをしようと思って・・・。何か手伝うことある?』
って聞いた・・・・。
「ありがとうございます(^-^)それじゃあ、もうすぐケーキのスポンジが焼き上がるので一緒にデコレーションしましょう(^o^)/」
『あっうん!!で、そのスポンジは?』
「あと、10分ぐらいで焼けますよ。」
とオーブンを見ながら言った。
『あと、10分か・・。それじゃあ焼きあがるまでは他のを手伝うよ?』
「それじゃあ今からカレーを作ってるんですけど・・・具材炒める所なので炒めてもらってもいいですか?僕、お皿を洗うので。」
『うん、分かった!!』
なっちゃんの言われた通り具材を炒めることにした。
・・にんじん・玉ねぎ・じゃがいもなどのお馴染の具材を切って鍋で炒めていると・・。
「あっ、琉歌ちゃん。お皿洗い終わったんで手伝います。」
と私の隣に並んだ。
『ありがとう(^O^)』
とさらに炒めていると―
「琉歌ちゃんこれも入れてください。」
となっちゃんがある”物”を渡してきた。
『えっ!?なっちゃん・・それって・・^_^;』
「?どうしたんですか?」
『それって、ゴーヤだよね?』
「はいっ!!ゴーヤですよ?」
『カレーにゴーヤは入れないよね;』
「いつもは、入れないんですけど・・入れるとおいしいかなって思ったんですよ!」
『入れなくても普通でも美味しいから大丈夫だよ(^_^;)』
「そうなんですか・・。野菜カレーにしたかったんですけど、琉歌ちゃんはゴーヤ嫌いなんですか・・(´・ω・`)」
とシュンとなるなっちゃん。