MAIN(Sekakoi)


□次元をこえて
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あ…起きないと……


確か朝早くから会議だったよな…





「おい、お前!!」


「……んっ…あっ…」



えっ……?
目をあけて見れば…昔の貴族の服を着ている高野さん…


えっ…何これ…



「えぇぇぇえええぇぇえ!?」


「うるせぇな…」




俺、マジで頭可笑しくなったのか!?


夢か…夢なんだな…





ギュー

「イタタタ…」


「お前、自分の頬引っ張って何やってるんだよ?」



頬を引っ張っても
痛くない…ことはなく普通に痛かった

「嘘ーーーー」


「だから、うるせぇって」

「ちなみに…今って何年ですか?」


「今は、弘仁三年だけど?」


弘仁……?

って何!!?





あっ…確か平安時代…?




てか、何で平安時代!?











「お前、見ない服来てるけど何処のヤツだ?」



「えっと…あの、丸川書店で働いてる小野寺律です…」



てか、高野さんなに言わせるの?

俺のこと知ってるクセに!!




「ふぅーん…俺は、嵯峨だ」



嵯峨……?

「えっ…高野でしょ…?」



「はぁ?何言ってるんだ?俺は、「嵯峨天皇!!またあなたは何で勝手に外に出てるんですか!!?」



「てって天皇ーー!?」
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