銀魂

□さあ今宵はどうなる?
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「♪〜」


天気の良い昼に沖田は部屋に籠っていた
そして楽しそうに鼻唄を歌いながら何百枚にもおよぶ何かの写真を見ていた


「あっこれもよく斬れてまさァ」


写真に写ってたのは首

ただの首だけの写っている写真
本来ならあるはずの体がないのだ

なぜ沖田がこんなものを持っているかというと
理由は簡単で
その首と体を離したのは沖田だからだ
その後、斬った首を写真に納めたのだ



「ふふっでも一番よく斬れてるのはこれかな…」

写っているのは男と女
この男と女は総悟の両親だ


初めて人の首を斬ったのも両親
表沙汰だと事故と取り扱われてるが本当は沖田が斬ったのだ
自分の両親をため割らずに


このことは誰も知らない
夜な夜な一人街に出掛けて見たものを斬っているなんて近藤さんも土方さんも知らない


沖田だけの秘密なのだ




見たものを斬っているが実際は誰でも斬りたい人がいる

それは近藤さん、土方さんなど親しい人たち


理由は自分で大切なものを斬るのは快感があって楽しいのだ
それは両親が命を捧げて沖田に教えてくれたこと







「…クスッ……さて、今夜は誰を斬りに行きやしょう?」



また1つの命が唐突に終わるカントダンが始まった━━━━━━━━━━━━━━







グサッ…ビチャ…


『さあ今宵はどうなる?』

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