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□Ⅱ
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土方さんがご飯に連れていって貰って数日がたった
今日は何処かのお偉いさんとの会議らしくて屯所にはいない
「…あれ?…これって?」
皆さんの布団を干そうと思って土方さんの部屋に入ったら机の上には書類が置いてあった
僕の記憶が違わなかったら今日使うからって昨日一生懸命書いてたヤツじゃないのかな?
プルル プルル
ちょうどよく?
電話がなった
「もしもし?」
「…総悟か?」
「はい、そうですよ」
「……そうか…あのさ、周りに誰かいないか?」
「いえ、いませんよ
だって朝土方さん言ってたじゃないですか」
俺が帰ってくるまで一人になっちまうが大丈夫か?って…
今日は土方さんは会議で出張
これは午前中に帰ってこれるらしい
それで土方さんに遅れて屯所を出たのは真選組の皆さんたち
何処かの護衛に行ったらしい
だからこの屯所にいるのは僕しかいないのだ
「……そうだった…」
「あの、どうかしました?もしかして書類ですか?」
「……あぁ…」
「僕が持っていきましょうか?」
「いっいや、それはいい。大体一人で屯所から出るなんて危険だ」
「大丈夫ですよ
場所は昨日言ってたところですよね?」
偶然
昨日のときに巡回で前を通ったときに
ここで会議をやるんだ
と言っていた
本来なら近藤さんが行くらしいんだけど護衛の仕事も大事だから護衛の仕事の方に行ってその代わりに土方さんが行くことになったらしい
「…あぁ
すまねぇ…」
「じゃあ待っててくださいね
届けに行きます」
ガチャと電話を切る
土方さんには不謹慎だけど嬉しく思った
ちょっとは役にたてることが本当に嬉しかった