企画

□バレンタイン
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「はぁ〜・・・・・」



「どうしたの?ロックス」
「もう、シング様!どうもこうもないですよ!!今日一日男子食堂立ち入り禁止とはどう言う事なんですか!?」
「門番の様にセルシウスさんが食堂の前に立ってらっしゃるし・・・・・」

「どいてくれセルシウス」
「駄目よヴィイグ」
「クレアに何かあったらどうするんだッッ」
「大丈夫、心配しないで」
「なら、力ずくでも通してもらう・・・・・」
「はあぁぁぁぁぁ!」
「ヴィイグ!静かにしてッッ」
「クレア!?!?・・・・・どうしてなんだ、クレアーーーーーー!!!」
「はいはい」

「とまぁ、ヴィイグ様もそれを止めるティトレイ様も大変ですし」
「俺様は認めねぇ・・・」
「ゼロス様??」
「なんで男子立ち入り禁止なのにユーリ君だけ食堂にいんのよ!!!」
「そうだよ!おっさんも入れて〜♪」

「あぁ、それなら問題ないよ」
「隊長?それはどう言う事ですか?」
「だってユーリは前から髪が長くて料理はうまいし、めんどう見がいいから女の子の部類に入っててもおかしくないじゃないか」
「あ、ユーリ様が出て来られました」
「・・・・・・・・・・フレン」
「ユ!ユーリ!?」
「いやッ今のは違うんだ!その・・・何と言うか、えーと・・・・・・とりあえず話をきいてくれ!!」
「漸毅狼影陣!!!!!」



(ふぅ〜・・・・・まったくみなさんやお嬢様は何を考えておられるんだ)

「楽しみだね!父さ、じゃなくてスタンさん!」
「あぁそうだな!」
「お二人とも何のお話ですか?」
「お!ロックス!いやさカイルとチョコ楽しみだなって話をしてたんだ」
「チョコ・・・・・ですか?」
「知らないの?女の子が男の子にチョコをあげる日、今日はバレンタインデーだよ!」
「そうなんですか!」
(だからみなさん食堂に籠って)

「リアラ俺にくれるかな〜??」
「俺はチョコくえればいいよ!」
「・・・・・・・・・・・・・・・」
「ウッドロウ様!!私の全身全霊を込めて作りました♪良かったらもらって下さいッ」
「あぁ、ありがとう」

「シング!はい」
「わぁ!!ありがとうコハク、いただきまーーーす、ぐふっ!!」
「何やってんだよテメェーは!?俺様の妹のチョコを、があぁッ!!」
「え!え?二人とも大丈夫??」

「エーーーミーーール〜〜〜♪♪」
「マ、マルタ!?」
「はいチョコ♪」
「あ、ありがとう!マルタ」










(みなさん、様々に過ごされているのはいいのですが・・・・・・・・・・)





(後始末が)

「これは時間がかかるな」



「ロックス」





「ハッピーバレンタイン!」






「・・・・・お嬢様」
「私も片づけやるね」
「ッ・・・ありがとうございます」










貴女の笑顔が見れて










僕はそれだけで



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