Twisted Wonderland【陽と闇のコンツェルト】
□第3話🔯真紅の暴君
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サムとサクラから晩飯の材料を買い、オンボロ寮に向かう。
『(人数多いし、シチューでいいよな)』
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晩御飯後、各自風呂に入って
誰かの「おやすみー」の声にみんなが反応し、部屋のベッドへ潜る。
グリムは今夜は俺のベッドに入ったようだ。
グリムの暖かな体温に包まれながら、俺はウトウトとまどろむ。
…数刻もしないうちに、寮の扉をガンガン叩く音が聞こえた。
グリム「ふな……うるせーんだゾ…」
『(この時間に…て、ことは…)』
玄関、談話室近くの部屋を使っているリオとイチゴの姉妹も、うるさくて眠れないようで玄関に待機していた。
『…こうなるんじゃないかと予感して、鍵は開けてある。入っていいぞ、エース』
俺の声にしばらくしてから、おずおずと開かれる扉。その向こうには、予想通りエースが居た。
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