青の祓魔師
□誰よりも君を幸せにすると此処に誓うよ
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「雪男」
「・・・・愛してる」
「俺も、雪男のこと愛してる」
貴方は僕と正面で向き合った。
目をそらすことなく、恥ずかしそうなそぶりも見せず、ただまっすぐに、笑って僕を見つめていた。
そんな貴方が、僕は本当に愛しい。
僕は貴方の左薬指に、指輪をはめて、こういった。
「どんなときも、貴方だけは僕が幸せにすると、ここに誓うよ・・・」
そういうと、貴方は涙でその綺麗な青色の瞳を潤ませた。
「ありがとう、雪男・・・・俺、今すごく幸せだよ・・・・」
「うん・・僕も同じだよ・・・・」
そういって僕らは、
「兄さん、いや・・・・・燐」
永遠の愛を誓う、口付けを交わした。