『童貞ってなあに？』
「ＤＴ……チェリーボーイ…ですかね」
「攻め込んだことのない兵士的な例えあるよな！」
「お前ら答えんなよ！」
「つーか、うちにいるか？童貞って」
「どうでしょう…ランボはどうです？年齢的に。そろそろですかねぇ」
「あいつ女好きだから案外とっくにかもしんねえぜ」
「イタリア人ですしね。ああ、笹川了平はどうなんです。この間うぶでしたし」
「いや、あの人意外と激しいみたいだぜ」
「おやおや」
「おやおやじゃねえええ！ココの前で話すような内容じゃねぇだろ！」
「うるさいですよ。そんな過剰に反応して何ですか、君童貞ですか」
「まじでか!?」
「んなわけあるか！」
「ムキになるところが怪しいですねえ」
「ふざけんなパイナップル！」
「あまり調子に乗らない方が身ためですよ」
「まあまあケンカすんなって。大体まだなのって、いないんじゃね？」
「つまらないですね…………………………………レヴィ」
「「ぶっ」」
「どうなんでしょう」
「いや、さすがにあの歳だぜ？」
「でも、あの顔じゃな…。獄寺が女だったらあんなん相手にするか？」
「ない」
「でもヴァリアーなら金はあるかもしれませんから、そういうお店にいってるかも知れませんよ」
「ああ…ありそうなのな」
「うわあ」
「でもそれなら素人童貞ですね」
「それはそれでどうなんだ」





＊ ＊ ＊





『はぁ』
「ココか？」
『あ、リボーン』
「どうした、溜息なんかついて。ひとりなのか？」
『うん。みんなといっしょにいたんだけど、童貞ってなにってきいたら、ココがわからないお話でもりあがっちゃったの。だから、おへやにもどろうかなぁって』
「あのガキ共が…。いいかココ、それは下品な言葉だからもう使うな」
『そうなの？わかったー』
「あの馬鹿たちは俺がこらしめておく」
『んー？』
「ケーキでも食いに行くか」
『うん！』





2012/08/25

話題提供ありがとうございました！