ねぇ、おしえて?

□く××よめ
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『空気嫁ってなあに?』
「空気読め?」
『ちがうよー。なんかおっきなお人形らしいの』
「ああ、ダッチワ「おい骸やめろ。余計な知識をつけさせるな」
『クロームは知ってる?』
「ううん、しらない」
「誰に聞いたの?」
『ジョージ!なんかね、50万円もする空気嫁を買ったんだって!まじすげぇって言ってたよ』
「たか…」
『骸は使ったことある?』
「ありません。生身の女性に不自由してませんし。僕はイケメンなんで」
「自分で言うなよ」
「事実ですから」
『骸はイケメンだけどパイナップルだよね』
「さすがココ、わかってるね」
「ひどいです」
『ツナはもってるの?』
「持ってないよ。実物見たこともないし」
「クフフフフ…わかってますよ。綱吉もそんなもの必要ありませんからね。実は結構遊んでいますし」
「お前に言われたくねぇ」
『……おにんぎょうなら、わたしもほしいなぁ』
「それは無理かな」
『じゃあジョージにお願いして一緒に「「やめろ」」
『けち!』
「骸様、ココがかわいそう…買ってあげてください」
「え、それはちょっと…」
「50万円…高いけど、私も半分出します」
「そういう問題じゃあ…」
『骸ー!』
「骸様!」
「無理です!」
…チッ…つかえねぇパイナップルが…
「「え?クローム…?」」
「はい?」
「いえ、空耳ですよね…クハ、クハハハ」
「(俺もなんか聞こえた気がしたけどきっと気のせいだよな。クロームに限ってだよな)…クローム…、それ、普通のおもちゃじゃないから、ココに悪影響を及ぼしちゃうから」
「そうなんだ…」
『…うー』
「ココ、…出かけよう?」
『え?』
「お人形買いに…」
「あ、でしたら僕も…「せっかくのココとのお出かけ邪魔しないでください。…そうですね、一緒に行きましょう」
「…………………やっぱりやめときます」
『行こうクローム!』
「うん」
「いってらっしゃいー………って、何うずくまってんの?」
「クフ、クフン…空耳…空耳ですよね。僕のかわいいクロームが…」
「骸、」
「綱吉くん、慰めてくれるんで「お前が空耳だと思うならそうなんじゃない?お前の中ではな」…あ、涙がでてきました…」






 

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