ねぇ、おしえて?

□お×りオ××ミ
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『ねぇ、おくりオオカミってなあに?』
「…またどこでそんな言葉知ったんだい」
『使用人の女の人達が話してたよ。ジョージはおくりオオカミだから気をつけろって』
「またジョージですか」
「極限に反省してないようだな!」
『ねえ、なんなの?栗とオオカミ?オオカミって栗食べるの?』
「オオカミは肉食だから食べないと俺は思うぞ!」
「そうかもしれないけど栗とオオカミじゃないから。栗なんか関係ないよ」
「雲雀くんの言う通りですよ」
「言われてみればそうだな。ココ、おくりオオカミは極限に危険だぞ!」
『た、食べられちゃう!?』
「…あながち間違ってないね」
『え!?こわい!』
「ココ、このパイナップルもおくりオオカミだから近寄らない方がいいよ」
「む、そうだったのか!」
「違いますから」
『違うの?』
「……据え膳食わぬはなんとやら…で臨機応変です」
「それもどうかと思うぞ」
「君のはただの節操なしだよ」
『むっくん、なんかすごいんだねぇ』
「完全無欠ですから」
「ドヤ顔うぜぇ」






 

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