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□六いの日っ!
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「さて、文次郎」
「何だ」
「今日は六月一日だ」
「それがどうかしたのか?」
「……はぁ。わかっていないようだな」
「は?」
「六月一日……六(ろく)月一(い)日の日。つまり我々六年い組の日に決まっているだろう」
「六いの日、なあ……」
「ちなみに五年もそれぞれの日でこうやって喋っていた」
「そうか…で?」
「故に我らも、と思った」
「拒否権は」
「あると思っているのか?」
「………だろうな」
「よし」
「具体的に何をするんだ?」
「だから、五年がやったようにこうして私たちが二人で話すんだ」
「俺と仙蔵がか」
「そうだ。さて、何を話すか……」
「決めていなかったのか…」
「まあな。その分お前が考えればいい」
「結局人任せか!」
「ああ、そういえばは組は留三郎が考えてると聞いたな」
「…………………………………………とりあえず、この日を祝うことができた感謝を伝えればいいのではないのか?」
「(食いついた)」
「……おい、仙蔵?」
「そうだな。感謝か………皆様、いつもありがとうございます。といったところか」
「ああ」
「皆様、いつもありがとうございます。更新が最近はこういった拍手ばかりになっていて申し訳ありません。ですが長編の更新もちびちびして参りますので、これからもよろしくお願いしますいたします」
「長編って何だ」
「気にするな」
「拍手は」
「それも気にするな」
「……そうか」
「さて、次は六日だな。あいつらにとーくなるものができるか甚だ疑問だが……」
「温かく見守ってやってほしい。それじゃあな」



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