ポフィン

□二人の閑話休題
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シュー「…どうもこんにちは。毎度お馴染みのシューティーです。」

ジュ「毎度お馴染みでもねぇと思うけどな。…俺はジュン、雷(イカズチ)の被服士とでも呼んでくれ。」

シュー「貴男も大概じゃあないですか!ていうか、ネーミング中二病?!」

ジュ「いいじゃね〜か別に。それより、何で俺ら二人きりでだべらされてるかが問題だろ。」

シュー「ああそうですね。僕達が後ろ手に縛られている事を除けばですが。」

ジュ「いやそれ完全にフラグじゃねーか!!何したの俺ら!ていうか、何があったのマジで!!」

シュー「いえ、特になにも。」

ジュ「いやいや、そこは説明ちゃんとしようぜ?!あぁ、なんか本当に身体縛られてるし…!!」

シュー「…まぁ、特には気にしないで下さい。」

ジュ「いや、気にするだろ普通!!…ていうか、この話よく考えたら、まるきり会話だけじゃねーか!絶対管理人手ぇ抜いて作る気だろこの回!!」

シュー「まぁとりあえず、管理人の話は置いといて、僕達が縛られてる理由、話しましょうか。」

ジュ「今さらっとスルーしやがったぞコイツ…、…で、何でこんな事になったんだよ。」

シュー「んー、まぁ、大した理由でも無いのですけれど、ヒロシの奴が大企業のお偉いさんに発破かけて、怒った相手が僕達が気づかない間に、此処まで誘拐と言う名の拉致監禁を施したというワケですよ。」

ジュ「いや、大した理由だろヒロシの辺りぐらいから!!

シュー「因みに、誘拐の状況を事細かに説明しますと、まず、ジュンさんが裁縫に夢中になってる間にクロロホルムで確保されて、偶々ジュンさんの部屋の僕専用隠し部屋でジュンさんの変態画像を撮影しようと張り込んでいた僕もついでとばかりに拉致られてきたワケなのですよ。」

ジュ「説明できるってことは、お前実は気付いてたんじゃねーかよ!!助けろよ!!!つか、何勝手に俺の部屋にMyテリトリー作っちゃってんの?!ていうか変態って…」

シュー「いやなんか面白そうだったんで、つい、ワザと捕まってみました。」

ジュ「お前マジ何なの?!…後、残りの質問にも何か答えろ!!」

シュー「僕のテリトリーなのですから、僕の勝手でしょう。」

ジュ「納得出来るか!!」

シュー「後、裁縫しながら頬赤らめてによによしてる人の何処に変態以外の要素があると言うんです?」

ジュ「スルーすんな!つか何でそんなんで変態扱いされなきゃry)」

シュー「どうせ、裁縫中のロリロリフリルドレスをサトシに着せてアレコレ楽しむ想像でもしていたのでしょうに。」

ジュ「…俺、そんなににやついてたか?」

シュー「えぇ、とっても。」

ジュ「…」

シュー「…」

ジュ「…なぁ、そんなにこの件に詳しいなら、俺らに賭けられた金額、幾らか知ってるか?」

シュー「あ、それなら、二人合わせて約三十万円だそうですが。」

ジュ「…」

シュー「…」

ジュ「…よーし、さっさと此処抜け出すぞー壊滅させてから。」
ジャッキンッ
パララッ…

シュー「…何処に隠し持ってたんですか?そんなハサミ…(しかも四刀流…)」
ジュ「気分だ。しかも、被服用。」

シュー「さらっと被服士自慢しないで下さい。」

ジュ「…後、シューティー。」

シュー「何ですか。」

ジュ「さっきから思ってたんだけどよ、…何気傷付くから、敬語ヤメロ。地味に痛い。」

シュー「…しょうがないなぁ、大分面白かったけど、『仕方が無い』から『止めて』『挙げる』よ。」

ジュ「…お前、虐めるの実は結構好きな方だろ。」

シュー「……てヘ☆」




シュー「こうして、僕達を拘束した連中を片っ端から潰して、見事に壊滅させてバトルホールまでほぼ無傷で帰宅したんだけど、組織を壊滅するどころか、その大企業(+α)を倒産にまで追い込む事態になっちゃった所為で、サトシにこっぴどく叱られる事になるのだけれど、そこはタイトル道理にスルー方向に流す事にするよ。…まぁ、その後サトシとヒロシがその組織と大企業(+α)を乗っ取るとかっていう危ない会話してたから、あながち悪い事な訳でも無いんだけどね。」

ジュ「俺は、『二人合わせて』たったの三十万なんて認めねーぞ。バトルスターズとかフロンティアブレーンとかを舐めてるどころか、馬鹿にし過ぎだろうが。あの―――社め、後で覚悟しろ。」

シュー「覚悟以前の前に全部潰したの、何処の誰だと思ってるのさ。」

ジュ「え、更に潰しちゃ駄目なのか?」

シュー「…君、ヒロシよりもサイアクだよ…。」












お わ ら な い 。
 

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