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□伝えたかった…から。
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ヒロと列車に乗り込み、スレイブ・プレイヤーに勝った。
でも、列車は止まらない。
「ぼ、ぼくたち、どうなるんでしょうか?」
涙目のヒロが訴える
「そんなのわかんないわよ…」
もう駅が目の前になる。
激突する!
だが、メインカメラに映し出されたのは白い糸のようなものだった。
わたしたち二人はがっしりと物につかまって何とか難を逃れた
列車をおりると
一体のLBXがぽつん…と置いてあった
「見たことない…ですね」
ヒロがじぃっ…とそのLBXをみる。
LBXがぴょんっと跳ね。列車の影から一人、人がでてきた。
わたしたちを見てふっと微笑んだ。
綺麗な顔立ち…
それに、なぜだか暖かい気持ちになる笑顔だった。
たたたたた…と人が走る音がすると
「ヒロ!ジェシカ!」
バンが焦った声で呼ぶ。
そして青年を見ると
「ジンじゃないか!」